土木研究部
御所実業高等学校 土木研究部
土木研究部は、創設5年目を迎える新設部です。8月末に行われるコンクリートカヌー競技大会への出場、同じく8月末に行われる高校生ものづくりコンテスト測量競技部門(近畿大会)への出場を活動とし取り組んでいます。土木への知識を深め、技術力の向上を目指して日々努力しています。様々な資格への挑戦も行っていく予定です。
●活動場所
本校:都市工学科実習室および正面玄関前、近隣グラウンドや県内の湖
●活動日時
平日:3日程度(15:30頃~17:00頃)
休日:土日祝(9:00頃~13:00頃)
●長期休暇中の特別な活動など
8月に行われる「高校生ものづくりコンテスト測量部門近畿大会兼全国大会予選」、「コンクリートカヌー競技大会」への出場に向けての練習や製作を行っています。
●年間予定
4月下旬~6月上旬:コンクリートカヌー製作、測量大会の競技大会
7月上旬:県内の湖でカヌー練習
8月下旬:高校生ものづくりコンテスト測量部門近畿大会兼全国大会予選、コンクリートカヌー競技大会
11月中旬:高校生ものづくりコンテスト測量部門全国大会(近畿大会で優勝した場合)
(令和6年度)土木研究部の活動
R6.08.24・・・コンクリートカヌー競技大会
R6.08.21・・・高校生ものづくりコンテスト測量部門近畿大会兼全国大会予選
(令和5年度)土木研究部の活動
R5.08.26・・・コンクリートカヌー競技大会
R5.08.23・・・高校生ものづくりコンテスト測量部門近畿大会兼全国大会予選
R5.08.09・・・コンクリートカヌー競技大会に向けて
(令和4年度)防災かまどベンチ製作
災害時に地域住民の避難場所などに利用される学校に、普段は、ベンチとして利用でき、災害時にかまどとして利用できる防災ベンチの製作・設置の取り組みを行なっている。
防災ベンチとは、打設した基礎コンクリートの上にレンガをモルタル施工で積み上げ、その上に座面を設置したもので、普段は生徒達が座って利用し、災害時には座面を外すことで「かまど」として利用できるものである。
ベンチの製作過程において生徒たちは、測量・地盤の掘削・型枠の設置・コンクリートの打設・レンガ積み・モルタル養生・木工(座面製作)・鉄筋溶接(かまどの五徳部分)など、多彩な作業を経験することができた。
また、仕上げとして、かまどに火入れを行い、災害時に利用できるかの検証も行った。
この取り組みを通して、防災への意識を高めるとともに、ものづくりの大事さ、社会基盤整備の重要性を生徒達に少しでも理解してもらえればと思い、取り組んだ。
① 設置予定場所(施工前) |
② 丁張を行い、設置場所の調整 |
③ 地盤の調整(掘削) |
④ 型枠の設置 |
⑤ 基礎コンクリート打設 |
⑥ 養生後、型枠の脱型 |
⑦ 半マス製作 |
⑧ レンガを積み、水平器とゴムハンマーで調整 |
⑨ モルタル養生 |
⑩ グラインダーで五徳を固定できる溝を製作 |
⑪ 釜に火入れを行い、災害時に利用できるか検証 |
⑫ 年越しそば(カップ麺)を食べました |
⑬ 座面の製作 |
⑭ 防災ベンチ完成 |
(令和4年度)コンクリートカヌー競技大会 出場
第21回コンクリートカヌー大会に出場しました。
実施日 令和4年8月27日(土)
会 場 兵庫県立円山川公苑
参 加 2府4県 11チーム(12艇)
選 手 川田 優斗 木地本 倖希 坂口 雄輝 西村 優人
競技内容 各校で独自に製作したコンクリート製のカヌーで、決められた区間のタイムを競う。また、アイデアの部門、製作の部門、競技の部門、総合の部門で競い合う。
昨年度・一昨年は、新型コロナウイルスの観点から大会が中止となり、今回2年ぶりの開催となりました。
コンクリートカヌーを製作する過程で様々なトラブルが発生し、話し合いを何度もし、改善策を模索し、なんとか完成させることができ、最後まで漕ぎきることが出来ました。
・結果
アイデアの部門 5位
製作の部門 7位
競技の部門 11位
総合の部門 7位
結果としては、生徒達が持てる力を発揮し、令和元年に大阪城で開催された第20回大会より上位の成績を納めることが出来ました。
次回大会では、優勝を目指して、取り組みたいです。
↑開会式の様子
↑作品『水迅丸』
↑競技風景
↑競技メンバー
(令和4年度)測量大会 出場
第22回高校生ものづくりコンテスト近畿大会 測量部門に今年度も出場しました。高校生ものづくりコンテストは各工業高等学校で取り組んでいるものづくりの学習効果の発表の場として、技術・技能を競い合う大会です。
実施日 令和4年8月20日(土)
会 場 兵庫県立龍野北高等学校
参 加 2府3県 11チーム
選 手 木地本 倖希 坂口 雄輝 下浦 寿英 川田 優斗
競技内容 5角形の閉合トラバースの外業と内業
今年度も新型コロナウイルスの感染対策をしっかりと行い、大会が開催されました。
優勝を目指し、日々練習を行い、挑みましたが、6位という結果に終わりました。
しかし、参加してくれた生徒達は、各々自己ベストを出し、頑張ってくれました。
次回も優勝を目指し、全国大会参加を目標にしていきます。
↑開会式の様子
↑競技の様子(奥に写る青色の服を着た3人が本校生です)
↑競技メンバー
↑集合写真
(令和2年度)防災かまどベンチ製作
防災かまどベンチは普段ベンチとして使用し、災害時にかまどとして利用できます。防災への意識を高めるとともに、ものづくりの一環として土木研究部で取り組みました。
測量から掘削、基礎コンクリートの打設とレンガ積み、座板製作まで生徒たちの手で行い、土木の基本となるものを学ぶことができました。レンガ積みは外部講師を招いて、積み方の指導をしていただきました。鍋などを置く鉄網は、鉄筋を溶接する必要があるため機械工学科の藤田科長指導のもと溶接を行いました。色々な方に協力してもらい無事完成しました。
↑施工前
↑測量中
↑掘削中
↑型枠設置完了
↑コンクリート打設中
↑基礎コンクリート完了
↑レンガ積み指導受講中
↑レンガ積み中
↑レンガ積み完了
↑座板防腐塗料塗布中
↑座板防腐塗料塗布完了
↑藤田科長による溶接指導
↑鉄筋溶接中
↑鉄網設置完了
↑座板設置完了
↑施工後
↑4人座っても大丈夫です
↑初火入れお湯沸かし中
↑お湯注ぎ中
↑おいしくカップラーメンをいただきました
令和2年度近畿地区高校生測量競技大会 出場
高校生ものづくりコンテストは各工業高等学校で取り組んでいるものづくりの学習効果の発表の場として、技術・技能を競い合う大会であり、その測量部門に参加しました。
実施日 令和2年11月28日(土)
会 場 兵庫県立兵庫工業高等学校
参 加 2府3県 11チーム
選 手 小島 嶺 佐々木 皇祐 森本 龍哉
競技内容 5角形の閉合トラバースの外業と内業
今年度においては新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、高校生ものづくりコンテスト全国大会は中止となりましたが、代替大会として近畿地区高校生測量競技大会が開催されました。
今年度から発足した土木研究部が奈良県として大会に初参加しました。わからないことだらけの中プレッシャーを感じていましたが、初優勝することができました。今後も努力し測量技術を磨き、連覇を目指して頑張ってほしいと思います。
↑開会式の様子
↑測量中の様子
↑出場した選手達