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奈良県⽴⻄和養護学校  校 ⻑  室 ⽥ 智 ⼦

 本校は、北葛城郡上牧町の⾼台に、旧上牧⾼校の跡地を活⽤して平成19年に開校した知的障害教育の特別⽀援学校です。令和6年度は、ソメイヨシノが満開となり、校庭の芝⽣の青空にはヒバリが春のさえずりを聴かせる中でスタートいたしました。

 本校のめざす学校像は以下の通りです。
 〇 一人一人が生き生きと輝く学校
 〇 家庭・地域に信頼される学校
 めざすところは、本校の児童生徒が輝ける居場所を本校を含めて地域の中に広げていくことです。学校、家庭、地域のさまざまなところで、それぞれが自分らしくいられるそんな地域であるための取り組みを家庭や地域とともに進めてまいりたいと考えています。また、特別支援教育における地域のセンター校として、地域の学校園とともに特別支援教育力アップの取り組みにも取り組んで参りたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
 1学期の始業式には児童生徒に今年度に実践してほしいことを三つ話しました。
 ① あいさつ・・・おはよう、さようなら、ありがとう、ごめんなさい
 ② チャレンジ・・・新しいこと、今までできなかったことにチャレンジ
 ③ なかよし・・・全校児童生徒数231名、学校の中のなかよしを増やそう
 子どもはさまざまなつながりの中で多くのことを学び成長していきます。それぞれのペースで学び、育ってほしいです。あいさつをすることは人とつながるきっかけとなり、自らの発信ともなります。そして学校では、仲間とともにチャレンジして学んでほしいです。さらに今年度の児童生徒数は231名(4月現在)となっていますが、その児童生徒の中になかよしや知り合いを見つけたり増やしたりしてほしいです。「あいさつ」「チャレンジ」「なかよし」をキーワードに取り組むことが、学校の中に安心できる自分の居場所を、生き生きと輝く居場所を広げていくことにつながっていくと思います。そしてそれを地域へと広げていければと考えます。

 今年度も教職員一丸となり、学校と家庭、そして地域とつながりあいながら子どもたちの成長を見守り、働きかけていきたいと思います。

 ご理解ご協力どうぞよろしくお願いいたします。