“希望の春、令和5年度のスタートです”

ごあいさつ

  奈良県立二階堂養護学校ホームページをご覧いただきありがとうございます。

 皆様には平素より、本校教育にご理解とご協力を賜りお礼申し上げます。

 さて、美しい草花が咲き、すがすがしい春の風が吹き抜けていく心地よい季節、令和5年度がスタートしました。今年度も小学部、中学部、高等部の入学式を無事、終え、新たに49名の新入生を迎え、学校生活が始まりました。そして、昨年度までの3年間、新型コロナウイルス感染症対策として様々な制約、制限のもと、日々の教育活動を行わざるを得ない状況が続いていましたが、5月8日をもって感染症の予防法及び感染症の患者に対する医療に関する法律上の5類感染症に移行されることとなりました。

 これまで、様々な制約のなかで工夫を凝らしながら感染拡大の防止と児童生徒にとって豊かな教育活動の保障に取り組んでいくなか、児童生徒は自分自身の健康についてしっかりと気をつけながら生活することを学んできました。これからも健康に生活を送っていくことの意識や習慣化が薄れていかないよう、丁寧に健康指導に取り組んで参りたいと考えます。

 そして、今後も社会の状況に応じて児童生徒が安全で安心して過ごせる学校作りに努めながら、児童生徒一人一人が地域社会のなかで豊かな経験を積み重ね、自分らしさを発揮し、活躍し、自己有用感をしっかりと高めていけるよう有意義な学習活動を社会と連携しながら進めて参りたいと考えます。 

 二階堂養護学校は児童生徒一人一人が主人公になる学校です。みんなでいろいろなことで協力し合い、笑顔がたくさん見られる、楽しい学校生活を児童生徒自分自身の手で作り上げていけるよう、これからも支援して参りたいと考えます。

 「あかるく」「なかよく」「たくましく」を本校の校訓とし、健康な心と身体を育て、相手を思いやるとともにお互いに尊重する気持ちを養い、将来の自立に向けて生活の主人公として意欲的・主体的に生きていこうとする力を毎日の学校生活のなかで育てていくことを目指し、教職員一丸となって取り組んで参ります。

 これからも子どもたちの健やかな成長・発達を目指して参りますので、これまで同様、みなさんのご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。

 

                                                                                                     令和5年4月吉日   

                                                                                                       奈良県立二階堂養護学校

                          校 長   川 合  浩 司