「Emotet」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて

 「Emotet」(エモテット)と呼ばれるウイルスへの感染を狙う攻撃メールが、広く着信しています。特に、攻撃メールの受信者が過去にメールのやり取りをしたことのある、実在の相手の氏名、メールアドレス、メールの内容等の一部が、攻撃メールに流用され、「正規のメールへの返信を装う」内容となっている場合や、業務上開封してしまいそうな巧妙な文面となっている場合があり、注意が必要です。今後も同様の手口による攻撃メールが出回り続ける可能性があるため、事例と手口を解説するとともに、対策や関連情報を紹介します。

独立行政法人情報処理推進機構セキュリティセンターの情報
https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html

 2022年7月13日頃から、Emotetの攻撃メール配信が観測されない状態が続いていましたが、2022年11月2日から再開されたとの情報があります。攻撃の手口はこれまでと大きくは変わっていませんが、メールに添付されたファイル内に書かれている偽の指示が変化しており、偽の指示に従って操作するとEmotetに感染します。不審なメールの添付ファイルやリンクは開かないということを徹底してください。詳しくは、情報処理推進機構のホームページをご覧ください。