夏期特別授業の一環として、最先端のデジタルテクノロジーに触れ、サイエンスへの興味・関心を高めることを目的に、IT企業から講師の先生をお招きしてDX(デジタルトランスフォーメーション)講座を実施しました。1時間目は、中学1年生がDXの技術はどこまで進んでいるのか、そして社会がどのように変化しているのかを学び、その後、ご準備いただいたVRの専用キットを使って実際にVR体験をしました。2時間目から3時間目は、中学2年生と3年生が「DXとは?テクノロジーの未来を探る」と題して、まずは「企業DX」について学び、実際の社会でDX技術がどのように活用されているかを知ることで⾃⾝の将来を考える際のヒントを学びました。次に、グループになり、DX技術を活かした未来の仕事について考え、DX技術を使ってどんなことができるようになるか、DX技術を駆使してどのように社会をもっと楽しくできるか、社会をもっと良くするためにDX技術をどんな風に役立てることができるか、について各グループでアイディアを出し合い、発表しました。生徒からは、医療や福祉、教育の分野での活用、芸術やアート、ゲームやエンターテイメントでの活用などなど、たくさんのアイディアが溢れ、大変充実した時間をもつことができました。生徒たちにとって、最先端の科学技術を身近なところから考え、自分の将来につなげることができた貴重な時間となり、サイエンスへの興味・関心を高める良い機会になったと思います。今日の特別講義で学んだことや感じたことを、ぜひ、皆さんの今後の学校生活に活かしていってくださいね。