建築工学科「文化財建造物修復現場インターンシップin法隆寺」

令和2年12月15日(火)~17日(木)の3日間、

建築工学科2年生3名が、奈良県文化財保存事務所 法隆寺出張所で開催された、

「文化財建造物修復現場インターンシップ」に参加しました。

 

初日

    

    

初日の午前は、朝礼と朝のラジオ体操を行ったのち、法隆寺の日頃見られないような境内の中を見学しました。

午後からは瓦調査を行いました。古くなった瓦を選別するための打音検査と、瓦の記録を残すための伝統的な瓦拓本実習をしました。

 

2日目

    

    

2日目は、上御堂周囲の土塀工事を行いました。

練った土団子を積み上げる『ねこ積み』という作業をしました。

寒い1日で、泥だらけになりましたが貴重な体験ができました。

 

最終日

    

    

最終日は、塀の表面にある割れ目や凹凸を、小さな土団子を作り木の棒で埋めていきました。

また、藁と養生中の土を混ぜ合わせる土こしらえも行いました。

こしらえた荒塗土を使い、ムラ直し塗りという左官工事も体験しました。

 

      

3日間という短い時間でしたが、普段経験できない体験がたくさんできました。

寒い中、様々なご準備や丁寧に指導してくださった文化財保存課の皆様はじめスタッフの皆様ありがとうございました。