7月17日 水曜日、佐藤薬品スタジアムにて 全国高校野球選手権大会 奈良大会 5日目 第1試合、第2回戦 対 高田高等学校戦が行われ、本校および 二階堂・山辺・高円 合同チームは熱戦の末、敗れました。

 対戦した高田高校は春の近畿大会出場校でシード権を有する強打のチーム。我がチームは初戦(14日)から中2日のエース大谷を序盤 2回まで温存して臨みましたが、6回 高田高校に打ち込まれ 0-10のコールドゲームとなりました。

 合同 |000 000   | 0

 高田 |002 026X   |10

 

 初戦のポジション、投手 大谷・遊撃手 山本(高円)・左翼手 田増(二階堂)をこの高田高校戦では 投手 田増・遊撃手 大谷・左翼手 山本に替えて先発。

        

     遊撃手で先発の大谷       二塁手 城野

 3回の攻撃、先頭 代打加藤の出塁から打者が続き、得点の好機が訪れましたが得点に繋がりませんでした。3回の守備から本来のポジションに戻り、大谷が登板しました。守備に固さが見られ、エラーで出塁を許してからの被弾で得点を許す型にはまって点差を開けられ、6回 遂に連打を浴びてゲームセットを迎えました。

     

      3回の攻撃 先頭打者 加藤        3回から登板の大谷

 

 3年間3人きりの部員で頑張ってきた3人の高校最後の夏が終わりました。平日は3人だけで出来る練習メニューを地道に積み重ね、他校で同じ境遇のチーム3校、または4校が集まってチームを組みながら、全員揃っての練習は限られた時間の中でチーム作りに努めてきました。困難な環境の下で、選手の努力みならず、各校の指導者、マネージャー、また保護者の皆さんに支えられて作られたチームでした。

 涙を流す姿にこれまでの努力が忍ばれました。

 本校の3名を含む6名の3年生が引退した後は、高円・二階堂・山辺の3校の合同チームで新たな出発とのことです。引退する3年生も、また新たにチームを作り上げてゆく1,2年生も、このチームを作り上げた選手全員にこれからの活躍を期待します。

 

(敬称略)

 

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