今年の金鵄会総会では、高校37回卒業でクオリティー・エレクトロダイナミクス(QED)社長兼CEO(最高経営責任者)、米国商務省顧問の藤田浩之氏をお迎えして「道なき道を行け~一歩ずつ~」の演題で、ご講演をいただきました。同窓生対象の講演会でしたが、1、2年生の希望者も講演会に参加させていただきました。講演会に先立ち、藤田氏は1年生の12名の生徒との懇談にも応じてくださいました。


懇談会に参加した生徒たちの感想から・・・

・会社名の話はとても面白かった。アメリカの経済事情や輸入や輸出の話がとても大人な風に感じ、本物の社会に生きている感じがした。
・「自分のやりたいこと、興味あることをしっかりと勉強しなさい。また、英語を話すことに関しては現地に行って数年英語にどっぷりつかることでやっと聞こえてくるものもある。」とおっしゃっていた。日本を誇りに思っていた。
・「好きなことで類型選択をすることに不安がある。」と質問しました。その不安は完全になくなり、好きだから頑張れることだってあると思うのでもっともっと自分の興味あることに進んで生きたいと思います。
・今まさに活躍されているグローバルリーダーとこんなに近くでお話しすることのできる機会はなかなかないと思うので、とても良い経験となったと思います。ただ、質問したいことがありましたが手を挙げることをためらい、少し後悔しています。コミュニケーションは仕事をする上でとても重要だとおっしゃっていたので、発言して自分の意見や思ったことを他の人に伝えられるようにならなくてはいけないなと思いました。
・自分の聞きたかったことが聞けて良かった。他の人の質問などからもいろいろなことを取り入れることができた。藤田さんがどのような人柄でどのような信念を持っているか座談会で知ることができた。
・自分のやりたいことが世の役に立てることが大切だと思いました。
・アメリカを拠点としグローバルに活動されている藤田氏に直接インタビューすることができたのはとても貴重な体験でした。インタビューでは、仮説を立てて結論へと導く、論理的な数学の方法論が会社を経営する立場になった今でも生かされていることから、文系、理系を問わずどんな学問も一つの教養として身につける大切さ、また、日本の大学を中退してアメリカの大学へと行ったことから「道があるなら行けばいい、無い道は作ればいい」という信念を感じることができました。
・答えにくい質問でもしっかりと答えてくださいました。具体例を用いて、すごく分かりやすく教えてくださいました。私は「経営することにおいて気を付けることは何ですか?」と質問しました。その答えを聞いて、今後のビジネスや経営においての参考になりました。今の段階で、その答えを完全に理解することは難しいかもしれないが、大人になり、いざ会社を経営するようになると分かると思います。
・自分は思い切って質問をすることはできなかったが、他の人の質問を聞くだけでもとても有意義な時間となりました。特に印象に残ったことは「数学の証明のように仮定をたててそれを証明していくことは大人になっても重要なことですか。」という質問の回答で「人生において物事を証明することはとても大切なことです。」とおっしゃっていたことです。私ももっと証明を確実にする力を付けなければいけないと思いました。
・僕は2つの質問をしました。
 ①海外の経験を通して、今、ご自身が最も重要だと思っていることは?
 ②海外の仕事でのやりがいや信念は?
①の質問に対しては「異なる文化を否定せず、むしろ肯定的に考え、多様な価値を共存すること。そうすれば違った視点から日本の良さを発見でき、外国人に伝えることができる。」、②に対しては「経営に明日安全という文字はない。いろいろ挑戦し、経験を積むことで新しい物を生み出すこと。」、他の方の質問でも「論理的な思考は本当に大事で、数学とかをしていて、絶対損はない。」など、「英語とかはいくら苦手でもそれなしでは生活できないから自然に覚えてきて怖がる必要もない。」という答えもでていた。前のグローバル国語の授業で、インタビューの仕方も学んだおかげで、普段聞くことのできないグローバルリーダーの話を聞けてよかった。

講演会では、藤田氏が渡米してから現在に至るまでの様々なご経験や、「出会いや物事に向き合う態度の大切さ」を示すエピソードなどから、これからの生き方への示唆をいただきました。聴講した生徒も含め、会場全員が勇気の出る貴重な機会となりました。