<ワークショップの様子>

 7月21日(火)5・6限目、本校パソコン室にて、2年生「ふるさと学」の授業で災害ボランティアワークショップを実施しました。今年度より開講したこの授業では、防災教育と地域学の2つのテーマについて1年間を通して学習します。1学期の「防災編」のまとめとして、奈良県社会福祉協議会 総合ボランティアセンター、村内より十津川村社会福祉協議会と奈良県防災士会より計5名の講師をお招きしての授業となりました。

 十津川村で大雨災害が起こり、高校生が村内での災害ボランティアに参加する想定で、グループに分かれて道具の選定や実施の手順を計画しました。悩んだときは、専門家である講師に相談し学びを深めていきました。G suite(ジースイート)を活用し、パソコン上で授業内容をまとめました。授業の最後には、各班の成果発表を行い、成果をクラス全体で共有しました。総合ボランティアセンターの方から、災害ボランティアをするにあたって、「被災者中心」、「地元主体」、「共同連携」の3つの心構えが大切であると教えていただきました。

 今回の授業は、奈良県社会福祉協議会 総合ボランティアセンターの皆様と十津川高校が中心となり授業を構想し、実現しました。今日の経験を生かし、実際に自然災害が起こったとき、生徒たちは自分たちにできることを考えられるようになって欲しいと願っています。また、今回ご来校された際に奈良県社会福祉協議会 総合ボランティアセンターより不織布のマスクを寄付していただきました。この場を借りて、御礼申し上げます。