2022年6月17日(金)、ESS部の活動でオンライン交流が実施されました。参加したのは、ESS部生徒13名(含 アメリカ人留学生1名)、アルゼンチン人留学生1名、ALT2名、顧問らが参加し、Zoomを通して現地在住の本校関係者と交流しました。つい先日アメリカ留学を終え自宅待機中であった本校生1名もオンラインで参加しました。

交流相手は、昨年度までESS部の主顧問であった本校元職員と昨年度本校に留学していたマレーシア人生徒。それぞれが住んでいる地域からマレーシアの紹介を行いました。ALTが英語で司会進行役を務めました。元顧問との久々の再会に涙する生徒も。会場のCALL教室では、距離的にも文化的にも「ボーダーレス」な空間が出現しました。

まず、本校元職員がパワーポイントを使いマレーシアでの生活について英語で紹介しました。「ラクサ(マレーシアのスープ麺)は6リンギット(約180円)くらいです」と紹介すると元留学生が「高いよー!」と日本語で返す場面も。元職員は「マレーシアでは、周りの人が自分たちを外国人ではなく同じ人間として受入れてくれている」と異文化を受入れることの大切さについて語りました。

次に、元留学生がショッピングモールからの中継を行いました。日本でも有名な量販店(ペンギンのキャラクターでおなじみ)やアイスクリーム店(種類の多さでおなじみ)が登場すると、生徒たちも興味津々でした。首都のクアラルンプールでは毎年「盆踊り」が行われていることも紹介されました。「どんな料理が好きですか?」というESS部員からの質問に、「発酵したドリアン」「ナマズのスープ」といかにもマレーシアらしい料理が飛び出しました。

元留学生がアメリカ留学帰りの本校生に「アメリカの高校はどうでしたか?」と質問すると、「意外と簡単によい成績がとれた」「現地ではマスクをほとんどしていないしコロナの影響をあまり感じなかった」との回答が。本校に留学中のアメリカ人生徒が「日本の高校の方が生徒と先生の距離が近い感じがする」という感想を述べていました。

今回はALT、留学生、アメリカ留学帰りの生徒も参加していたため、まさにマレーシアで見られるような「多文化」の空間で、様々な文化について学ぶ機会となりました。ESS部は今後もオンライン交流や留学生との交流等を通して、英語を使って様々な文化について、楽しみながら学習していく予定です。英語や異文化に興味がある中学生のみなさん、ぜひ本校に来てESS部に入部してみませんか?

交流会の様子