天理大学との高大連携の一環として、オンライン外国語レッスンを開催していただきました。

このレッスンの目的は、普段学習している英語を使って自分の意見を発表するなど、より実践的な力を身につけることです。

対象者は国際コミュニケーション科英会話選択者(16名)、講師は天理大学国際学部外国語学科英米語専攻准教授 櫟本崇恵 先生です。

櫟本先生には、3回のレッスンを通して、英語でのプレゼンテーションの方法、日常会話での返答など、英語で会話する上で必要なことをわかりやすく教えていただきました。

第1回:4月20日(火)

1人1台コンピュータを用いて、Zoomを使ってレッスンを受けました。

この日のトピックは"Food"でした。まずは簡単な自己紹介から始まり、受講生全員が自分の好きな食べ物とその理由を発表しました。

途中、英語での理由の述べ方について、Power Pointの資料を用いながらわかりやすく解説してくださいました。

 
会場は本校CALL教室です。   メモを取りながら先生の話を聞いています。

第2回:5月11日(火)

この日のトピックは「初めてのデートで割引券を使いたいと思うかどうか」でした。

受講生は事前に考えておいた意見を英語で発表しました。「お金の節約のために、割引券を使うべきだ」「割引券を使うのはクールではない」など、面白い意見が次々と出てきました。

これまでの授業では扱ったことのない興味深いトピックで、皆それぞれの考えがあることを知り、聞いている方も勉強になりました。

櫟本先生がわかりやすく、明るく楽しく英会話を教えてくださいます。 自分の意見を一人ひとり述べていきます。

第3回:5月18日(火)

この日のトピックは「コンビニエンスストアの深夜営業をやめるべきかどうか」でした。

24時間営業していて当然と思われるコンビニですが、新型コロナの影響もあり、営業時間を短縮している店舗も増えてきています。

そのような状況で、24時間営業をすべきかどうかについて、受講生は自分の意見を発表しました。

深夜営業を肯定する意見が多いかと思いきや、「従業員のことを考えて夜間は閉めるべきだ」などといった意見が出てきて、いろんな考えを聞くことができました。

 
自分の意見を英語で発表していきます。 櫟本先生に教えていただいたジェスチャーをさっそく使っています。  

受講生の感想(一部抜粋)

  • リモート授業が初めてだったので、とても緊張しましたが楽しかった。
  • プレゼンの後に櫟本先生から"Wonderful",”Excellent", "Perfect"と笑顔で言っていただいてとてもうれしかった。
  • 日本の社会問題について英語でプレゼンする機会が今まで少なかったので、とても良い経験になった。
  • 一人ひとり違う意見が出て、自分も気づかされることが多くあった。
  • 毎回レッスンの初めに"What's up?"や"How are you?"と聞いてくださったので、英語での返し方やフォローアップの力が上がったので嬉しかった。いろんな答え方を教えていただいたので、これから使っていこうと思った。
  • 自分から手を挙げて発現する大切さを学んだ。
  • 課題がとても面白くて、興味を持てる授業だった。
  • 普段あまり発表しない自分が毎時間発言できたのがよかった。
  • とても明るい先生で楽しかった。

今回、櫟本先生には3回のレッスンに向けて、事前に資料や教材をご準備いただきました。

わかりやすく英語を話していただくなど、指導方法にも工夫をしてくださって、本当にお世話になりました。

生徒に貴重な体験の機会を与えていただいてありがとうございました。