私たち茶道部は、6月12日(日)に大和高田市さざんかホールで開催された南部ブロックの「学生合同研修会」に参加しました。この研修会は、中学校や高校で茶道部の講師として指導してくださっている、裏千家師範の先生方が企画してくださった研修会です。最初に私たちは、茶道に必要な道具について説明していただきました。私たちにとって茶道具は高価なものなので、部費で買えるものは限られていると思っていました。しかし、講師の先生が作成された厚紙やボール紙を使った茶箱をはじめ、点茶盤や椅子になどの作り方を説明していただき、立派な道具を購入しなくても、自分たちで作れるのだと分かり、大変勉強になりました。また、コロナ渦でなければ様々なお茶会に参加し、作法を学べたのですが、この2年半はお茶会も開かれていないので、今回の研修会で掛け軸や茶花の拝見の仕方やそれぞれの茶道具について学ぶことができました。特に今回は飛鳥ガラスの棗や大淀焼の茶碗など、私たち身近な場所で作られた茶道具を拝見することができました。そのうえ、さざんかホールには四畳半の本格的な茶室があり、躙り口から入って退出するまでの作法をはじめ、様々なことを学ぶことができました。一度に覚えることは難しいですが、今回学んだことをみんなで共有し、今後の活動につなげていきたいです。