着任式・1学期始業式等を行いました。

 新型コロナウイルス感染防止の観点から、放送による着任式、及び始業式となりました。
 4月8日(金)、中澤
教頭先生をはじめ、今年度に着任される19名の先生方の紹介がありました。その後の始業式の式辞の中で校長先生は生徒に対し、第一学期を始めるにあたり大人になるということを本校生徒と考えたいと話されされました。
 まずは、今年の4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられ、明治時代から約140年間定められた法が改正されました
。携帯電話の購入やクレジットカードの所有など、大人として認められたからこそ得られる自由。しかし、その反面、それらには常に責任が伴うということ。つまり、いろいろな場面で大人として扱われ、責任をとらなくてはならないということであると述べられました。
 また、成人は法律上のことだけではなく、周囲の人たちや地域社会のこと、国全体のこと、さらには世界のことに視野を広げ、その一員として自分自身のできることを考えなくてはならない。法律で保障される自由や権利の側面だけでなく、大人としての生き方についても考えを深めていく必要があると述べられました。
 さらに、3年生の皆さんは今年、2年生に皆さんはあと1年あまりで成人となりますが、18歳になったことだけで成人、大人だと思うのではなく、大人としての生き方はどんなものかをしっかりと考え、あらゆる観点から大人になってほしい。少しずつでもいいので、態度や行動に表してほしいと述べられました。