着任式・1学期始業式等を行いました。

 4月8日(木)、乾校長先生、田中教頭先生をはじめ、今年度に着任される14名の先生方の紹介がありました。その後の始業式の式辞の中で校長先生は生徒に対し、3つのお願いをされました。
 一つ目は、「元気にあいさつをしよう。あいさつは相手に、『
私は心の扉を開いています。あなたも心の扉を開いてください』と示すものであり、また、元プロ野球監督野村克也氏が『あいさつは、人間らしく生きるための基本の心である』とおっしゃるとおり、クラスや部活動の仲間だけでなく、先生や来校されている人へあいさつをしてください。」と述べられました。
 二つ目は、「大きな夢や高い目標をもち、その実現や達成に向けて日々努力しよう。自分の進路を実現させるのも、部活動で試合に勝つ、負けるのも、誰の責任でもなく、すべて自分の責任です。私の好きな言葉に、『Where there's a will, there's a way』 というものがあり、『こうしたい、こうなりたいという意志があれば道は開ける』という意味です。どうか大きな夢や高い目標をもち、その夢を叶える、目標を達成するという強い意志を持ち続けてください。そして、日々コツコツと努力してください。自分の人生を楽しくするのも、望まない人生を過ごすのもすべて自分の責任です。日々完全燃焼あるのみです。」と述べられました。
 三つ目は、「自分自身を大切にした行動を取ろう。昨年2月頃から私たちは新型コロナウイルス感染症拡大という未曾有の事態に陥っています。どうか手洗いや、マスクの着用、不要不急の外出の自粛等をし、新型コロナウイルス感染症から自分を守ってください。また、友達とトラブルになったとか、思ったほど成績が伸びない、大きな失敗をした等の時でも、自分自身を見失わないようにしてください。そして、もし一人で悩んでいたり、落ち込んだりしていたら、友達や先生方に相談してください。」と述べられました。
 始業式のあとには、奈良朱雀・商工高等学校の生徒が、新型コロナウイルス感染症予防のため作成した「足踏式消毒スタンド『REBORN 奈良商工』」の贈呈式が行われました。