12月13日(月)に実施された、普通科人文探究コースの体験実習『歴史文化遺産から学ぶSDGs探究活動』のフィールドワークの詳細です。

 奈良教育大学との高大連携事業として、ESDをベースにしたSDGsの達成など、新しいテーマで探究活動を行いました。大学の先生の指導のもと、東大寺とならまちの2グループでフィールドワークを行い、学んだことを互いに発表しました。

☆東大寺

 東大寺では、大仏が造立された経緯や、現在の姿になるまでたびたび修理されてきたことをSDGsの視点で読み解きました。実際の大仏を前に、いかにして文化遺産や平和を願う思いを持続可能なものにしてきたかというお話を伺い、東大寺から得たSDGsへのヒントをもとに、自分たちがこれから取り組むべきことを考えました。

☆ならまち

 ならまちでは、まず元興寺を訪れ、ならまちがどのような経緯で形成されてきたかを学びました。そして元興寺やならまちがいかにして長い年月を乗り越えて保たれてきたのか、SDGsの視点で観察を行い、考察や気づきなどをグループでまとめていきました。