1.BYODとは

「BringYourOwnDevice」の略で、個人が所有する情報端末を学校へ持ち込み、教育活動において活用することを指します。この場合の情報端末とは、スマートフオンのような小型の通信機器ではなく、キーボード付きタブレットもしくはノート型パソコンになります。。

2.本校における推奨端末について

本校ではMicrosoft Windowsを搭載した端末(一般的にWindows PCと呼ばれているもの)を推奨します。理由として、本校の授業ではExcelやWordなどのMicrosoft OfficeのソフトやAdobeのソフトウェアを利用することが多く、他のOSのパソコンではそれらのソフトが十分に利用できず、教室や自宅での自学自習が困難となるためです。また、Windows 端末でもGoogle Workspaceを利用でき、社会で求められるドキュメント作成やデータ分析、プレゼンテーション活用能力などの育成に最大限の効果を発揮できると考えています。

※Windows端末Sモードについて このモードの機種は安価ですが、基本的にソフトのインストールができない設定になっているため、Chromebook同様に授業で使いたいソフトをインストールできないことになります。持ち込みには問題ありませんが、新規に購入される場合は、この機種を避けて頂けるとありがたいです。

3.本校における推奨スペックについて

 奈良県教育委員会のWebサイト(https://www.pref.nara.jp/secure/298927/r50901BYODspec.pdf))に掲戯されたスペックを基本とします。また、スタイラスペンやマウスはあると便利ではありますが必須ではありません。端末の仕様についてご相談、ご不明な点がある場合は本校までご相談ください。

端末購入に際しての相談や授業支援ソフトウェアの導入、落下などによる端末の破損に対する保険など、入学後に必要となるものについては本校でサポートを行います。

4.本校における利用想定場面

(1)Google Workspace for Education内のサービス利用。

(2)「Classroom」をプラットフォームとした、学校やクラスよりの連絡や資料配付、授業における単元テストや小テストの実施など。

(3)ExcelやWordなどのMicrosoft OfficeのソフトやAdobeのソフトウェアの利用。

(4)課題研究(探究活動)を行う際のネット接続による情報収集。

(5)各授業におけるレポート作成や、プレゼンテーション活働

 ※ MicrosoftのOfficeやAdobeのソフトウェアについては、本校にはWindowsOSを搭載したコンピュータ実習室が6室あり、情報処理等の授業において活用の指導を行っています。

5.Q&A

「必ず新しい端末入する必要がありますか?」

→BYODですので、本校の教育活動において要求するスペックを満たす端末をご準備できれば、必ずしも新しい端末を購入する必要はありません。入学後に必要となる授業支援ソフトウェアや端末の保険については、合格者説明会で案内いたします。ただし、WindowsPC以外については、一部の機能が使えない場合があります。

「iPadやChromebookではいけないのですか? 」

→iPadやChromebookも持ち込みも可能です。iPadやChromebookもGoogle Workspaceの利用ができますが、本校で学習するソフトウェアを扱えない場合があります。授業ではMicrosoft OfficeのソフトやAdobeのソフトは情報処理室のパソコンを利用します。ただ、自教室や自宅での自学自習が困難となることをご了承下さい。Windows端末Sモードも同様です。

「学校からの端末の案内は有りますか?」

→BYODではありますが、可能な限りすべての生徒が同じ環境で学べるように端末の購入、落下などによる端末破損に備えた保険などを合格者説明会で案内いたします。

「学校に個人の端末を置いておくことは可能ですか?」

→現段階では毎日持って帰っていただくことを想定しています。そのため、重量や耐久性も踏まえて端末を選んでください。また、学校での充電を許可していないため、自宅等で充電をする必要があります