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本校SSH研究開発の内容

本校SSHに関わる事業関連図

① 全校体制での探究的な学びの充実

内容・研究開発計画 実施方法 検証評価方法

○学校設定科目「探究科学」の開講<高校1~3年、各学年週2時間連続で実施>

*研究開発計画

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準備 実施 改善

・各生徒が、自らの課題解決に意欲的に取り組むための教材と指導法、評価方法を構築し、県内外へ発信する。

・中学校「探究基礎」と連携し、データの整理と分析の方法などの探究プロセスの効果的な定着を図る。

・理科・数学科教員と国語科・英語科教員とのティーム・ティーチングにより、発表会や論文作成を行う。

・生徒意識調査(年3回)

・生徒の自己評価(ルーブリック、文章記述)の分析

・発表会の相互評価の分析

・考察記述を基にした科学的リテラシー向上の検証

・レポート等の分析

・「探究科学論文集」の分析

・大学教授等からの評価

○「総合的な学習の時間」として「探究基礎」の開講<中学校1~3年、各学年週1時間実施>

*研究開発計画

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実施 改善

・中学生が探究活動の基礎・基本(問いや仮説の立て方など)を習得するための教材開発を行うとともに、高校「探究科学」との内容の接続を図る。

・高校3年生が中学生の探究活動にアドバイスを行う等の異学年集団の取組を継続的に実施する。

・理科教員と学級担任・副担任とのティーム・ティーチングを進める。

・生徒意識調査(年3回)

・生徒の自己評価(ルーブリック、文章記述)の分析

・発表会の相互評価の分析

・考察記述を基にした科学的リテラシー向上の検証

・レポート等の分析

・高校3年生からの評価

○探究的な学びの全教科・科目への普及<随時、職員研修は年2回>

*研究開発計画

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実施 改善

・教務部が主となり、「探究科学」の成果を、全教科・科目に普及するための効果的な職員研修を実施する。

・全教科・科目で、生徒が主体的に目標を設定し、自己評価や相互評価に基づき、自己の成長を認識し、学習意欲を向上させる手法を推進する。

・生徒意識調査(年2回)

・教員意識調査(年2回)

・生徒の自己評価・相互評価(ルーブリック)の分析

・ジェネリックテスト

 

② STEAM教育の視点に立った教科等横断的取組

内容・研究開発計画 実施方法 検証評価方法

○学校設定科目「情報分析科学」の開講<高校1年週1時間>

*研究開発計画

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実施 改善

・前出の「探究科学」等で必要となる統計学やプログラミング技能について、教材と指導法、評価方法を研究する。

・滋賀大学との連携により、データサイエンスについての教材開発と指導法の研究を行う。

・生徒意識調査(年3回)

・生徒の自己評価の分析

・発表会の自己評価と相互評価

・成果物の分析

・大学教授等からの評価

○選択科目「統計とプログラミング」の開講<中学校1~3年、各学年週1時間>

*研究開発計画

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実施 改善

・前出の「探究基礎」における探究活動を円滑に行うために、データ処理の方法や情報機器の活用法について教材と指導法の開発を進める。

大阪工業大学との連携により、中学生が情報リテラシーや知的財産権を学ぶための教材開発を行う。

・生徒意識調査(年3回)

・生徒の自己評価の分析

・発表会の自己評価と相互評価

・レポートの分析

・統計検定の結果

○学校設定科目「サイエンス英語」の開講<高校2年週1時間>

*研究開発計画

R3 R4 R5 R6 R7
準備 実施 改善

・科学英語の語彙力と英語でのプレゼンテーション力を高めるため、教材と指導法、評価方法を研究する。

・理科・数学科教員と連携し、アカデミックライティングの手法により課題研究の内容を英語で記述する力を養う指導法の研究を行う。

・生徒意識調査(年3回)

・生徒の自己評価(ルーブリック)の分析

・発表会の自己評価・相互評価の分析

③ SDGsを活用した地域課題を解決するための自治体・企業等との連携

内容・研究開発計画 実施方法 検証評価方法

○学校設定科目「統合科学」における地域との連携<高校1・2年、各学年週1時間>

*研究開発計画

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実施 改善

・全教科・科目の連携により、SDGsを活用した地域課題等を、探究的な学びにより解決するための指導法、評価方法を研究する。

・地元御所市や奈良県、地元企業等との継続的な連携により、地域課題を発見させる指導法の研究を行う。

・生徒意識調査(年3回)

・生徒の自己評価(ルーブリック)の分析

・発表会の自己評価・相互評価の分析

④ 中高一貫理数教育の特色を生かした体系的カリキュラム編成

内容・研究開発計画 実施方法 検証評価方法

○全教科・科目における授業改善<随時、職員研修は年1回>

*研究開発計画

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実施 改善

・中高6年間の理数教育を効果的に推進するための体系的カリキュラムの研究を実施し、県内外へ発信する。

・全教科・科目において、探究的な学びの充実を図る授業改善を推進する。

・シラバスやルーブリック作成のための教員研修や授業公開週間による相互の授業研修を行う。

・生徒意識調査(年2回)

・教員意識調査(年2回)

・生徒による授業評価

・生徒の自己評価・相互評価(ルーブリック)の分析

・カリキュラム・マネジメント研修での意識調査

 

⑤ 高次の研究を実現させるための国内外の大学等との継続的な連携

内容・研究開発計画 実施方法 検証評価方法

○学校設定科目「探究科学」における大学等との連携<随時>

*研究開発計画

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実施 改善

・課題研究において、大学等から実験機器を借りたり、指導・助言を頂いたりすることの効果について研究を行う。

・生徒が、各種学会・科学系コンクールに積極的に参加するための手立てについて研究を行う。

・生徒意識調査

・大学教授等への聞き取り

・各種学会での評価

・科学系コンクールでの評価

○SSHタイ国海外研修の実施<高校2年希望者、8月>

*研究開発計画

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実施 改善

・タイで開催されるシンポジウムやタイ日生徒科学フェア(T-J SSF)での研究発表を通して、英語でのコミュニケーション能力向上の研究を行う。

・タイの大学や姉妹校との連携により、国際性の育成の研究を行う。

・参加生徒意識調査

・タイ姉妹校への聞き取り

○「夏期科学研修」における大学等との連携<8月実施>

*研究開発計画

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実施 改善

・中・高の希望者を対象とした、大学や最先端の科学技術施設での研修の効果についての研究を行う。

・行事を企画するSSH委員の主体性・リーダーシップの醸成について研究を行う。

・参加生徒意識調査

・研修先への聞き取り

 

⑥ 異学年集団の学びによる科学的リテラシーの習得

内容・研究開発計画 実施方法 検証評価方法

○生徒会直属部「探究科学研究会」の設置<課外活動>

○「科学部」の設置<課外活動>

*研究開発計画

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実施 改善

・高校生全員が所属する「探究科学研究会」について、主体的に課題研究に取り組むことによる研究の深化と実績の向上を図る。

・中高の希望者が所属する「科学部」について、高次の課題研究に達する学会発表、科学系コンクールや地域貢献等の成果普及を通して支援を行う。

・生徒意識調査

・学会、科学の甲子園、科学オリンピック等での実績

・考察記述を基にした科学的リテラシー向上の検証

・幼稚園・小学校等への聞き取り

○ジェネリックテストの開発

*研究開発計画

            
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準備 実施 改善

・リテラシー及びコンピテンシーを測定する独自ジェネリックテストの開発。

・ジェネリックテスト結果と卒業後の状況との比較分析により、科学技術系人材のロールモデルを構築する。

・業者や大学のジェネリックテストとの比較

・考察記述を基にした科学的リテラシー向上の検証

・卒業生追跡調査

○「青翔アラカルト・ワークショップ」の開講<随時>

*研究開発計画

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実施 改善

・教員や生徒が、自身の得意分野を生かし実施する体験的講座の内容、受講者数等について研究を行う。

・生徒が開講する講座については、講師生徒の講座実施前後の変容について研究を行う。

・生徒意識調査

・講師生徒のポートフォリオの分析

 

⑦ 県内外への成果の普及

内容・研究開発計画 実施方法 検証評価方法

○普通科「理数探究」サポート

*研究開発計画

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実施 改善

・県教育委員会との連携により、県内の普通科高校での「理数探究」開講及び実施に向けて継続的な支援に関する研究と成果の普及を行う。

・「青翔メソッド」の開発を推進し、Webで公開するとともに教科等研究会で普及する。

・参加校生徒意識調査

・考察記述を基にした科学 的リテラシー向上の検証

○ポスター発表会「サイエンス・ギャラリー」<7月>、「探究科学研究発表会」<2月>開催

*研究開発計画    

R3 R4 R5 R6 R7
実施 改善

・本校が主催し、近県SSH校及び「サイエンスチームなら」所属校と連携して研究発表会を開催することで、課題研究の成果の普及を図る。

・大学教授や大学院生等からの指導・助言、他班や上級生の発表の視聴により、探究意欲の向上を図る。

・生徒意識調査

・参加校への意識調査

・大学教授・大学院生等への聞き取り

○「ジュニアイノベーター育成塾」の開設<夏期休業中>

○科学クイズコンテスト「青翔サイエンス・クエスト」の開催<6月>

*研究開発計画

R3 R4 R5 R6 R7
実施 改善

・「ジュニアイノベーター育成塾」では、県内小学生を対象に、本校理科教員や高校生科学部員等が、探究活動の進め方について相談や助言を行い、科学的なものの見方の育成を図る。

・「青翔サイエンス・クエスト」では、県内小学生グループを対象に、SSH委員や科学部員が作成した探究的課題を解決させることで、小学生の科学への興味・関心の向上を図る。

・生徒意識調査

・参加小学生への意識調査

 

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