創立以来、本校書道部は毎年活発に活動してきました。しかし、残念ながらここ数年、部員数が減少しています。部員達は本当に書くことが好きで、墨と筆と紙があれば自分の思いをどんどん作品にして表現していきます。パソコン文字や活字の氾濫する社会の中で、温かみのある手書き文字の良さが見直されています。しかし、やはり毛筆で文字を書くというのは何か特別なこととして敬遠されがちです。書道部が低調というよりは書道そのものが今の若者に、「書は難しい」という気持ちを起こさせているのかもしれません。しかし、書道は「我々が日常使う日本語の文字を素材として自己表現する」ことです。だからもっと身近なものとして、自分の思いを伝える楽しさを味わって欲しいと思います。

 活動としては主に、県高校書道展、校内文化祭、県高校総合文化祭、書初め大会などへの出品を目標に作品づくりをしています。生徒達にとって作品を生み出すことは苦しさもありますが、それらが出来上がった時の達成感や成就感を味わうことができますし、それが次の作品づくりの自信や意欲になっていきます。地味な活動の繰り返しでありますが、生徒達は日々、こつこつと努力しています。