担当教員による授業に加え、外部講師による特別講義、各所への現地研修、ボランティア活動などに取り組み、レポート作成や発表学習などにより総合的に評価します。
なお、現地研修は各科目単独で実施する場合と、例えば「奈良の歴史と現状」「観光学入門」「日本史B」の3科目の合同で実施する場合などがあり、後者の場合は、その研修内容も複合的なものとなり、レポート等の評価も複数の科目に反映されます。

 

1年

○「奈良の歴史と現状」(1単位・必履修)
(目標)古代から現代にいたる奈良の歴史的変遷を理解します。また、奈良の地場産業や伝統産業を題材に、校外での見学や体験学習を通して郷土学習の深化を図ります。
(主な現地研修先)薬師寺、東大寺、唐招提寺、ならまち、錦光園(墨づくり体験)、奈良県立民俗博物館、奈良国立博物館 など
(特別講義)現地研修時に、僧侶や有識者の方々に講義・解説を依頼
○「観光学入門」(1単位・必履修)
(目標)「観光学とは何か」を学習するとともに、現地研修やボランティア活動の体験を通じて奈良の観光産業振興策の現状を理解し、その課題発見に向けた考察力を養います。
(主な現地研修先)奈良の鹿愛護会、奈良ホテル、薬師寺最勝会、東大寺修二会 など
(ボランティア)平城京天平祭、なら燈花会サポーター、金魚すくい選手権大会審判員 など
(特別講義)現地研修時の講義、世界遺産教室、有識者・活動家の特別講義 など
○「地域学入門」(1単位・必履修)
(目標)地域社会やコミュニティのあり方などについての学習を進めるとともに、この科目を基盤として、よりよい地域社会の形成への意欲と力量を持った生徒の育成を図ります。
(主な現地研修先)ならまち、障害者福祉施設たんぽぽの家 など
(特別講義)奈良県職員の出前講義、奈良県立大学、京都市立芸術大学、社会福祉施設、地元有識者等の出張講義 など

 

2年

○「中国文化研究」「韓国文化研究」(1単位・選択履修) (2017年度から名称を変更します)
(目標)古代の奈良の歴史には中国や韓国・朝鮮の文化が深く関わっており、奈良には現在も中国(台湾を含む)や韓国からの外国人観光客が多く訪れています。そこで中国語や韓国語を学習するとともに、それらの国々の文芸や衣・食等の文化・習慣も学び、国際理解の幅を広げます。
(特別講師)両科目ともに、中国・韓国出身の方を講師として招聘し、中国語・韓国語のネイティブな発音を学ぶとともに、それぞれの国の文化についても、具体的に紹介していただきます。

 

3年

○「民俗学入門」(1単位・必履修)
(目標)身近な習慣やしきたりの中にある日本文化の特質についての理解を深めます。外来文化とりわけ仏教が日本や奈良の文化に与えた影響を理解し、文化遺産に親しみ、尊敬する態度を養います。
(特別講義)天理大学、立命館大学などの教授による出張講義 など
○「発展日本史」(1単位・必履修)
(目標)「日本史B」の学習内容を基盤として、文化史や史料講読などを発展的に学習し、文化遺産や歴史資源の活用方法についての考察等の研究につなげる能力の育成を図ります。
(特別講義)「民俗学入門」と合同での特別講義や現地研修を実施しています。