生徒指導

1.基本方針

 一人一人の生徒の個性の伸長を図りながら、同時に社会的な資質や能力・態度を育成し、さらに将来において社会的に自己実現ができるような資質・態度を形成していくための指導・援助を行い、個々の生徒の自己指導能力の育成を目指す。

   ① 生徒に自己存在感を与える。

   ② 共感的な人間関係を育成する。

   ③ 自己決定の場を与え、自己の可能性の開発を援助する。

2.重点目標

 生徒が、自らの欲求を大切にしつつ、社会との調和を図りながら、自らの人格の完成を自ら求め、自己実現を図っていけるような資質や能力を育む。

  ① 基本的な資質・能力の育成

     ア)自発性・自主性

        自らの判断に基づき行動する(自発的)。また、他者に責任転嫁することなく、自らの考えと責任において行動する(自主的)資質を育む。

     イ)自立性

        自分の欲求や衝動を、そのまま表出したり行動に移したりするのではなく、必要に応じて抑えたり、計画的に行動することを促す資質を育む。

     ウ)主体性

        与えられたものであっても、自分なりの意味づけを行ったり、自分なりの工夫を加えたりすることで、限られた条件の中であっても、主体的に取り組もうとする資質を育む。

  ② 自己指導能力の育成

     ア)自己学習力・自己指導能力

        自分から進んで学び、自分で自分を指導していく力の育成。

     イ)課題発見力・課題解決力

        自分から問題を発見し、自分で解決しようとする力の育成。