1月28日(日)、奈良高校生19名、一条高校生2名、畝傍高校生3名の、計24名が、本校社会科第一教室で、国際教養大のエルギナキ先生から全日に渡って数学の講義を受けました。はるばる秋田県から、前夜奈良に来てくださいました。

 午前中の講義では、まずご自身の自己紹介から始まり、先生がなぜ数学者になられたか、また数学の魅力とは何かをお話くださいました。

「数学を好きになるのに年齢は関係ない。ピアノやバイオリンだって、小さいときから習った方がいいけど、大人になってからでも大丈夫でしょ」とおっしゃっていました。

 意外なことに、先生は小学生の頃は数学が嫌いだったそうです。それが、コンピュータのプログラムなどをするうちに、代数の魅力に惹きつけられたそうです。

 先生によると、数学とは全ての学問の根底にある科学的なものの考え方そのものだとのことです。つまり、考え方そのものを純粋化した極みだというのです。数学的な考え方を言葉の世界に応用したものが論理学です。言葉の意味を一つ一つ定義し、定義に矛盾がないように言葉を繋いだり重ねていきます。

 午前中は代数を中心に教えていただきました。もっと数学を楽しもう、というのが先生のポリシーです。解き方の根底にある本質に興味を持って欲しい、そのような主旨でお話されました。

 昼食時は、先生は応接室に生徒をお喋りに呼んでくださいました。自分たちの英語が通じてホッとしているところです。

 午後は時間をもらって、いくつかの問題を解きました。午前中は聴き取れなかった表現も、耳が慣れてくるにつれて聴き取れるようになっていくのが実感できました。日本語の数学用語が英語ではどう呼ばれているのかもよく分かりました。

 とても刺激になった講座で、今後の勉強に意欲がでました。英語と数学の両方を学べて得をした気になりました。

 3校合同での講座でしたが、こんな機会がまたあればと思います。