「第21代高校生平和大使」原苑美さんのジュネーブ訪問記①(9/8・9の青丹祭でもパネル展示や朗読劇、署名等の催しが行われます。)
いよいよこの平成30年の夏、「第21代高校生平和大使」として本校2年の原苑美さんが国連ジュネーブ事務局(国連欧州本部)を訪問し、署名を渡したり、スピーチをしたり、交流会に参加したり等、様々な活動を終えて8月末に帰国しました。
現地での活動の様子や、今回の体験を通してどのようなことを感じたか等について、帰国後すぐに本人にインタビューしましたので紹介したいと思います。(内容が豊富なため、2回に分けさせていただきます。)
9月8・9日に行われる本校の文化祭(青丹祭)においても、第2講義室において「平和大使の活動のパネル展示」や「平和大使らによって作られた朗読劇」、「高校生1万人署名活動」を行います。ぜひ、ご来場ください。(9/8は一般公開日、9/9は限定公開日)
朗読劇は熊本県の第19代高校生平和大使らによって作られたもので、1945年8月9日の長崎県が舞台になっています。ファンタジー要素も入っており、今までにはない新しい作品になっています。
上演予定 9月8日(土): 第1部 11:30~ 、 第2部 14:00~
9月9日(日): 10:00~
また、高校生1万人署名活動は高校生だけでなく、どなたでもしていただくことができます。今回集められた署名は来年度の平和大使によってスイスの国連欧州本部(ジュネーブ事務局)に届けられます。(今年届けられた署名は10万8476筆でした。)みなさんの一筆が大きな力となります。ぜひ、ご協力よろしくお願いします。
「高校生平和大使」のスイスでの活動概要
8月26日 ジュネーブ着
8月27日 ・UNI本部訪問交流 ・ICAN本部事務所訪問 ・世界YWCA訪問交流 ・軍縮会議日本政府代表部表敬訪問 ・軍縮会議日本政府代表部主催レセプション
8月28日 ・国連訪問、軍縮会議傍聴、国連内見学 ・国連軍縮局訪問(「高校生1万人署名」を提出し、スピーチを行う。国連軍縮局長らと懇談) ・カザフスタン政府・国連軍縮部共催映画会、意見交換
8月29日 ・ベルンにて署名活動 ・トローゲンへ移動、トローゲン州立高校での交流
8月30日 ・アンリ・デュナン記念館長崎の鐘訪問、アンリ・デュナン記念館と赤十字の職員の方々との昼食会兼交流会
自分達から人々に伝えたスピーチ等の内容や想いについて
スピーチでは、自分の生い立ちや経験してきたことなど、自分にしか書けないことを中心に書きました。
また、戦争被爆者の方から直接お話を聞くことができる最後の世代として、私たち高校生がたくさんの方々に伝えていかなければならないこと、また、言葉で発信することの大切さや言葉が秘めている力について自分の想いを述べさせていただきました。
※この続きはまた「ジュネーブ訪問記②」で紹介します。
ぜひ、本校の青丹祭にも訪れていただき、直に活動に触れていただければありがたいです。