台湾の高等学校とのオンライン交流  [令和4年6月15日(水)、16日(木)]

令和4年6月15日(水)はES Englishの授業で2年生の生徒(21名)が、6月16日(木)は放課後にESS clubの生徒(12名)が、台湾の台北市立内湖高級中学(日本の高等学校に相当)とGoogle Meetを活用したオンライン交流を実施しました。国際的な共通目標であるSDGsに関連した“Gender Equality”をテーマとし、「結婚」、「個人の安全」、「教育」、「ジェンダーの選択」、「雇用」などのサブトピックスごとに、まずはグループ別に自国での調査研究に取り組みました。例えば、日本の「結婚」に関して“Gender Equality”がどこまで進んでいるのか、あるいは遅れているのかを調べ、その調査結果をまとめました。当日は、英語での発表となるため、本校ALTにスクリプトの添削を受け、用意しました。

十分に準備期間が取れない中、さらに、思わぬネットの接続問題にも見舞われましたが、交流後のアンケートでは、今後も交流活動をしたいという声が多く寄せられました。プレゼンをする姿は真剣そのもので、参加した多数が「多くを学べた」、「楽しかった」、「ためになった」と回答しています。また、「台湾と日本の結婚制度に違いがあることを初めて知った」という感想や、逆に、「ジェンダーについては台湾の生徒と同じ感覚をもっている」という声も聞かれました。さらに、フリートークの時間では、お互いの趣味で盛り上がり、連絡先を交換するグループもありました。英語を母語としない者同士が交流をする場合、どうしても母語のアクセントが強く、お互いに聞き取りにくくなります。今回もそのような場面がありましたが、辛抱強く聞き返し、交流を成功させました。双方の生徒がお互いに刺激を与え合う良い機会になったようです。