中央の「玉杖」は桜井市茶臼山古墳から出土したもので、われわれの祖先が、大陸・半島の文化を学びとり、この地に文化を創造した証である。
この「学びの証」に深く想いをはせつつ新しい時代を拓く日々を誓い合う象徴として、桜井商業高等学校の校章に用いられてきた。
まわりの「ミツガシワ」の花は、大和平野一帯に繁栄した、旺盛な生命力を持つ多年生の水草である。可憐で清楚な白い五弁に「知・徳・体と創造力・実践力」をあてて成長への願いをこめて、志貴高等学校の校章に用いられてきた。
奈良情報商業高等学校は、この二校の伝統を引き継ぐ学校として、「玉杖」と「ミツガシワ」を組み合わせ、さらに、桜井市に所在する学校として、桜井市の花「山ざくら」で囲み校章とする。

校訓 タイトル

モットー

校歌 タイトル

作詞:大峯顕堯
作曲:牧野英三

鳥見山の 朝もや霽れて
陽の光 磐余の丘を覆ふとき
千代に渝らぬ玉杖の 光いや増す
おほいなる望 遠き夢
育み励む 若人吾ら

泊瀬川の 瀬音さやかに
白き雲 弓月の峯に昇るとき
美し倭の国原の 翆いや増す
おほらけき心 深き想
培ひ励む 若人吾ら