「校長室の窓から」  平成23年度 (和田晴夫校長)

平成24年3月19日(月)

 平成23年度の修了式を迎えました。3年生が卒業し、2年生・1年生だけの、体育館が広く感じる式となりました。本校では、進路指導部が、「Go forward!」という生徒の皆さんや保護者の皆様への通信を定期的に発行していますが、その3月19日版について、生徒の皆さんに話をしました。
 「努力は報われないかも知れないが、努力しなければ絶対に何も生まれない。」(小菅正夫旭山動物園前園長の言葉)、電球を完成させるのに五千回も失敗したことについての気持ちを記者に聞かれた時のエジソンの言葉「五千回も失敗した?そんなことはないよ。うまくいかない五千通りの方法を発見するのに成功したんだからね。」等の名言が紹介され、志を高く持ち、最後の最後まで粘り強く取り組もうという内容について、話をさせていただきました。最後に紹介されている3年生の皆さんの、進路実現に向けての力強い歩みを2年生、1年生の皆さんが引き継いでいってくれたらと思います。


平成24年3月12日(月)

 3月中旬とは思われないほどの寒い1日となっていますが、その寒さに負けず、校庭の梅の木が、紅梅、白梅の可憐な花を、それぞれ、満開に咲かせています。例年よりは時期がかなり遅れましたが、きびしい寒さに耐えてきただけに、より、逞しさ、力強さ、可憐さを感じる見事な開花となりました。

 今日は、午前中、追認指導を行っています。進級に向けて最後のチャンスを与えられた生徒の皆さんが、1年間の学習の中で不足していた点について、その修復に向けて賢明な取り組みを続けています。同級生と一緒に進級できるように、一層の努力を積み重ねてほしいと思います。

 明日はいよいよ奈良県立高等学校入学者一般選抜の学力検査等の実施日となりました。受検生の皆さんには、体調管理に努め、ベストな状態で明日の検査に望めるように、落ち着いて準備を進めていただきたいと思います。明日は、晴れるようですが、寒いようですので、そのことも考えながら、時間的余裕、精神的余裕を持って受検会場にお出でいただき、持てる力を思う存分発揮していただけたらと思います。


平成24年3月7日(水)

 5日(月)、6日(火)と学年末考査の答案返却を行いました。1年間を通しての学習成績が出そろいましたので、1・2年生の皆さんは、ストレートに進級できる者と、成績不振により進級を保留される者とに振り分けられ、進級保留者の中で、必要条件を満たしている者のみが、追認指導、追認考査に臨んでいくことになります。追認指導、追認考査の対象になった皆さんの奮起を期待したいと思います。

 5日(月)、7日(水)の両日、平成24年度一般選抜の願書受付を行いました。募集定員を大きく上回る受検生の皆さんのご出願をいただき感謝しております。特に、5日(月)は雨模様の中でのご出願となりましたが、出願が集中して廊下でお待ちいただくなど、受検生の皆さんにご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。受検生の皆さんには、来週の入学試験に向けて体調管理に十分にお気をつけいただき、持てる実力を存分に発揮されるように準備を進めていただきたいと思います。


平成24年3月2日(金)

 3月に入りました。晴の日、雨の日と交互に入れ替わっていますが、徐々に気温も上がってきているようです。

 昨日は、本校第30回目の卒業証書授与式を行いました。創立30周年記念式典を実施した一昨年に入学した第30期生が、卒業の時を迎えました。昨年の東日本大震災や台風12号による大災害を筆頭に、リーマンショック、ユーロ危機等、激動する経済情勢、世界情勢、日本情勢のもとで、高校生活3年間を過ごした生徒の皆さんです。私の式辞の中でも触れ、卒業生代表答辞の中でも触れられていましたが、この3年間に学習したこと、体験したことを生かし、日本人として、奈良県人としての、復興への意識を大いに持ちながら、自分自身の人生を生き抜いていってほしいと思います。卒業証書授与式にご出席いただいた香芝市内4中学校の校長先生の皆様、地元自治会長の皆様、学校評議員の皆様、育友会役員の皆様、同窓会役員の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。


平成24年2月27日(月)

 校庭の紅梅や白梅が、蕾をふくらませるなかで、紅梅のひとつが、やっと、可憐な花を咲かせ始めました。2月も終わりというのに、気温が上がらず、雪も散らつく中で、凛として、紅色の美しい花を咲かせています。昨年と比較すると、十日ほど、開花が遅れているようです。寒風に耐えながら、開花に向けての準備をしっかりと整え、気温等に敏感に反応しながら開花していく梅の木の、逞しさ、美しさ、見事さに、ただただ、感服するばかりです。我々も、この大自然の営みを見習い、一歩一歩着実に歩みを進めていきたいものです。

 1・2年生の学年末考査が始まっています。義務教育ではない高等学校では、単位を取得できなければ進級できません。1・2年生の皆さんには、1年間の営みの集大成であるこの学年末考査で実力を発揮し、余裕を持って、進級を勝ち取ってほしいと思います。


平成24年2月22日(水)

 19日(日)は、二十四節気の2番目「雨水」でした。空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころとされ、暦便覧には、「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されています。校庭の梅もあと一歩で咲こうとしています。今日は、入学者一般選抜のみを実施する本校では通常の授業を行っていますが、入学者特色選抜を実施する県立高校では、今日から2日間、学力検査等が実施されます。雨雲が近づいてきているとはいえ、比較的暖かい天候となっていることを生かして、特色選抜を受検する皆さんが、それぞれの持てる実力を遺憾なく発揮されることを大いに期待したいと思います。受検生の皆さん、がんばれ!

 今日、1・2年生は、通常授業を行っていますが、2月に入り、家庭学習をしていた3年生も、今日は、久しぶりに登校してきており、LHRと学年集会が行われています。大学入試の結果報告や、最後の出願に向けての手続き、受験に向けての指導、卒業式に向けての指導等が行われています。3年生の皆さんには、有終の美が飾れるように、最後まで粘り強い取り組みを期待したいと思います。 


平成24年2月17日(金)

 校庭の梅が、花芽を膨らませています。第3学期も半ばを過ぎて、1・2年生の皆さんは、学年の総仕上げの時期を迎えています。すばらしい大輪の花を咲かせるべく、日々の取り組みの強化を一層図ってほしいと思います。

 9日(木)に、学校医の皆様、育友会役員の皆様、生徒会執行部、本校関係職員の参加を得て、学校保健委員会を行いました。定期健康診断の結果、保健室来室状況、学校保健行事等の学校保健活動の結果と報告がされた後、学校医の皆様からは、人間関係作り、アレルギー疾患、虫歯予防等についての助言、生徒会執行部からは、校内衛生環境等についての提案が行われ、大変有意義な会合となりました。本校の学校保健活動がさらに進展していくように取り組んでいきたいと思います。ご出席いただいた学校医の皆様、育友会役員の皆様、生徒会執行部のみなさん、ご苦労様でした。その後、学校衛生委員会も行い、教職員の健康管理、学校欠席者サーベイランス、学校施設安全点検等について、さらに、検討を行いました。


平成24年2月13日(月)

 4日の立春から十日目、雨模様ですが、一番寒い時期を過ぎて、少し暖かくなってきたように思われます。学校も春に向けて動き出しています。

 8日(水)の5・6限に、2年生対象に、ロビンアップゼミを開講しました。本校の校章として親しまれている「こまどり(robin)」からとったこのゼミは、自分の志望する分野や学校の講義などを体験することにより、学びの動機付けと学習意欲の高揚を図り、自己の将来の具体的な進路を考えるきっかけとすることを目的として実施しています。先輩が合格体験を発表する全体会と、大学や専門学校の先生方に模擬講義をしていただく分散会を行いました。全体会では、先輩が、進路実現までの道のりを、その時その時の心情も吐露しながら、具体的に丁寧に話してくれました。分散会は、19の会場に分かれて実施し、奈良教育大学、関西大学、京都産業大学、近畿大学、大阪工業大学、畿央大学、県立三室病院附属看護専門学校等の先生方に、高校生にとって良き入門編となるような工夫をこらした講義をしていただきました。2年生の皆さんが、この機会を大いに生かして、進路実現に向けて大きく羽ばたいてくれることを期待したいと思います。


平成24年2月8日(水)

 一昨日からの雨模様により、今冬一番の寒さも少し緩和されましたが、相変わらず、寒い1日となっています。先週初めから、3年生が家庭学習期間に入り、1・2年生のみの少し静かな学校となっています。1日(水)の6限に、1・2年生のみの全校集会を行いましたが、香芝高校の幹になるように、4月に迎える新入生のよき先輩となれるように取り組んでいこうと、1・2年生の皆さんに訴えました。この3月に大学や高校を卒業する皆さんの就職内定率を紹介し、昨年よりは少し改善しているものの、東日本大震災の影響等もあり、極めて厳しい状況にあることを説明し、自分の将来像をしっかりと描き、その実現に向けて一歩一歩確実に前進していこうと話しました。また、部活動において、インターハイ予選や高校総合文化祭、各種発表会に向けて、悔いの残らない取り組みをしていこうと訴えました。寒い中でしたが、1・2年生の皆さんは、それぞれの位置を確認しながら、しっかりと受け止めてくれたと思います。


平成24年2月3日(金)

 1月25日(水)の5・6限に、体育館で、1年生が、新春百人一首カルタ大会を行いました。毛氈を敷き、各クラス40名の生徒の皆さんが、それぞれ40のグループに分かれて、クラス対抗、個人対抗で、ちらし取りを行いました。ストーブが入っているものの非常に寒い中、放送部員により、70首余りが朗詠されました。幼い頃から家庭等で慣れ親しんできた者と、中学校・高等学校で学習内容として初めて触れた者とでは、その差が大きかったですが、詠み進められる中で、各グループとも熱気を帯びてきて、一首一首に沸き、一喜一憂する姿が見られました。1時間余りの大会後、クラス対抗と個人対抗の結果が発表され、個人対抗の上位者は、翌日以降の個人戦決勝に出場することになりました。個人戦決勝は、作法室で、2年生希望者を交えての源平戦が行われました。今まで百人一首に親しんでいない人も、この経験をもとにして、日本古来のカルタに大いに親しんでくれたらと思います。大会運営に協力してくれた皆さん、1年生の皆さん、ご苦労様でした。


平成24年1月30日(月)

 21日(土)、22日(日)に、橿原体育館で、第31回近畿高等学校空手道大会兼第31回全国選抜大会近畿地区予選が行われ、本校空手道部が出場しました。男子団体形では、2回戦3-2姫路工業高、準々決勝3-2小野高(兵庫)、準決勝0-5大阪学芸高で、3位に入賞し、見事に全国選抜大会の出場権を獲得しました。男子個人形でも、西野君、新屋君が1回戦敗退、中嶋君、永友君が2回戦敗退でしたが、栗本君が、2回戦4-1西殿君(京都・立命館高)、3回戦3-2武田君(京都・洛東高)、準々決勝2-3清水君(大阪・関大一高)で、5位に入賞し、その後の全国選抜大会出場決定戦準決勝で5-0田端君(兵庫・東灘高)、決勝で4-3井上君(京都・洛陽総合高)と快勝して、見事に、全国選抜大会出場権を獲得しました。また、男子団体組手では、1回戦0-3熊野高(和歌山)、男子個人組手では、栗本君が1回戦敗退、今川君が2回戦敗退、女子団体組手では、1回戦2-3生駒高、女子個人組手では、芝谷さんが1回戦敗退となりました。以上の結果により、3月26日から、岡山県の桃太郎アリーナで行われる第31回全国選抜大会に、男子団体形と男子個人形で出場することになりました。空手道部の皆さん、本当におめでとうございます。選手の皆さんの全国大会での活躍を大いに期待したいと思います。


平成24年1月25日(水)

 21日の大寒を中心として、寒い日が続いています。日本海側が大雪となり、関東地方でもかなりの積雪のようです。県内でも、山間部での積雪があり、交通安全も含めて注意していきたいと思います。

 20日(金)の放課後、会議室で、第6回育友会本部役員会を行いました。本校HPの育友会活動のページで、その様々な活動について紹介させていただいていますが、育友会会長様、文化体育後援会会長様を始め、本部役員の皆様、学級役員の皆様、育友会員の皆様には、本校教育活動の発展に向けてご協力ご支援をいただき、本当にありがとうございます。今回も、各種行事の実施・参加報告、今後の予定の確認と、来年度の本部役員選考、教室への空調設備設置についての審議を行いました。本部役員の皆様には、お忙しい中、寒い中、ご出席いただき、慎重にご審議いただき、本当にありがとうございました。


平成24年1月20日(金)

 明日は、二十四節気の一つ、「大寒」です。暦便覧では、「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と説明され、寒(小寒-立春前日)の中日で、一年で最も寒い時期とされています。雨模様で寒い一日となっていますが、校庭の梅は、すでに花芽をつけ、春の躍動に向けて、しっかりと準備を進めているようです。生徒の皆さんも、それぞれの夢の実現に向けて、一歩一歩ステップアップしてほしいと思います。

 17日(火)の5・6限に、体育館で、2年生対象に、性教育講演会を行いました。ならやま診療所所長で産婦人科医の田中明美先生にお出でいただき、「より豊かにふれあうために、より自分らしくなるために、知ってほしいこと」という演題で、感染症の現状、避妊についての新しい知識、拒食症、リストカット等について、ご講演いただきました。2年生の皆さんは、1年時の生活講演会での「助産師からのメッセージ ~自分のために、皆のために、生と性について考えてみよう!~」や、性教育に関する保健の授業等を受講してきていますが、今までとは異なったアプローチの方法によるご指導をいただき、得るところが多々あったのではないかと思います。田中先生、本当にありがとうございました。


平成24年1月16日(月)

 第3学期が始まり、1週間が経過しました。寒い冬のどんよりとした曇り空が続いています。

 11日(水)の第6限に、体育館で、1年生対象に、110番通報訓練を行いました。香芝警察署の皆様にお出でいただき、その迫力ある、臨場感あふれる指導のもとで、訓練を実施しました。その指導に圧倒されていた生徒の皆さんも、どのように動けばよいのかについて、ポイントを押さえられたのではないかと思います。香芝警察署の皆様、ご指導ありがとうございました。

 14日(土)、15日(日)の2日間にわたって、大学入試センター試験が実施されました。本年度より、地歴公民科及び理科において、試験のシステムが変更され、その実施が危惧されていましたが、一部でその危惧が起こってしまったようです。受験生が、その持てる実力を十分に発揮できるように、システムの更なる改善を図っていただきたいと思います。


平成24年1月10日(火)

 平成24年が幕を開けました。3月11日の東日本大震災、9月当初の台風12号による大災害と、日本にとって、奈良県にとって、大変な1年であった平成23年から、いかに立ち直っていけるか、いかに復興への道のりをたどれるか、日本国民として、奈良県民として、真価の問われる1年となります。一人の人間として、日本国民としての、奈良県民としての意識を常に持ちながら、学習活動に、部活動に、社会活動に取り組んでいこうと、第3学期の始業式で、生徒の皆さんに話をしました。18日間の冬休みを無事に終えて、体育館に、元気な顔をそろえてくれた生徒の皆さんは、しっかりと受け止めてくれたように思います。年始に当たり、誓ったそれぞれの目標の実現に向かって、一歩一歩確実に前進してくれたらと思います。


平成23年12月22日(木)

 三者面談も終わり、第2学期終業式を迎えました。終業式では、東日本大震災や台風12号による大災害を振り返り、今、私たちがなすべきもの、心がけるべきもの等について、話をさせていただきました。終業式前の賞状伝達・報告会・壮行式では、空手道部、陸上競技部、バトントワリング部、サッカー部、ホッケー部、演劇部、美術部、書道部及び新体力テストの賞状伝達を行い、空手道部の国体報告会と、ソフトテニス部の近畿インドア大会壮行会も行いました。各部の活躍により、長時間の賞状伝達になりましたが、本校生としての誇りを感じる、表彰された仲間に大いに刺激を受ける貴重な時間になったと思います。

 14日(水)に、避難訓練を行いました。大震災の体験を大いに意識した避難訓練となりましたが、学校内での避難だけではなく、生活するあらゆる場面での安全な避難というものを考える良い機会になったかと思います。


平成23年12月19日(月)

 気温は低いですが、風もなく、晴れの穏やかな天候となっています。今日から、生徒、保護者、クラス担任による三者面談が始まりました。21日(水)までの3日間に渡って、生徒の皆さんの、第2学期の学校での生活状況、学習状況、ご家庭での生活状況、進路等について懇談し、今後に向けて前進していくことになっています。生徒の皆さん、保護者の皆様には、忌憚なく、お話いただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

 13日(火)の午後、近隣のショッピングセンタ-「エコール・マミ」で、「こんにちは赤ちゃん大作戦」体験事業を行いました。保育関係への進学を希望している生徒を中心として、20名余りの生徒が参加し、お出でいただいた幼児、保護者の皆様と、絵本やお遊びを通じて、親しく交流させていただきました。参加した生徒の皆さんにとって、すばらしい体験になったかと思います。参加していただいた、幼児、並びに保護者の皆様、ありがとうございました。


平成23年12月14日(水)

 寒いとはいえ、穏やかな天候の1日となっています。先週末に第2学期期末考査が終了し、昨日と今日は、答案返却日となりました。生徒の皆さんは、学習してきた成果を十分に発揮できていたでしょうか。反省すべきところは反省し、補充すべきところは補充して、今後の学習に生かしてほしいと思います。

 今、職員室前の廊下に、サンタクロースの人形や、自分の思いを描いた書道作品が、たくさん展示されています。サンタクロースは、1年生の美術選択生徒の作品で、一人ひとりが自分なりの感性で、華やかでかわいらしいサンタクロースを作成してくれました。たくさんの様々なサンタクロースが一堂に会している様子は、ほほえましく、ワクワクしてきます。書道作品は、2年生の書道選択生徒の作品で、座右の銘を始め、自分の心の中にわき上がってくる思いを書にし、色彩を加えた作品で、鑑賞する者の心に迫ってくる作品が多々あります。生徒の皆さんが、お互いの作品から、様々な思いを感じ、新しい年に向けて歩んでいってくれたらと思います。


平成23年12月9日(金)

 5日(月)から始まった第2学期期末考査が、今日で終了しました。最終科目の考査終了のチャイムと同時に、各教室から、ため息とも悲鳴ともとれる歓声が沸き起こりましたが、生徒の皆さんは、今まで取り組んできた成果を十分に発揮できたでしょうか。第2学期後半のあるいは、第2学期全体の学習状況を謙虚に反省し、押さえるべき所は確実に押さえていくように取り組んでほしいと思います。

 今日の考査終了後、部活動に加入している部員の皆さんによって、通学路清掃を行いました。いつもは、各クラスの美化委員が通学路清掃を行っていますが、定期考査時等には、部活動部員が行います。今日は従来よりも多くの部員が参加してくれ、割り当てられた区域の清掃を行ってくれました。寒い中、参加してくれた部員の皆さん、ご苦労様でした。


平成23年12月5日(月)

 東日本大震災、台風12号による大災害と、日本にとって奈良県にとって大変な年となった平成23年も、いよいよ師走を迎えました。復興に向けて、再生に向けて、一歩一歩着実に前進していきたいものです。今日は、二上山を始め、葛城山、金剛山の山々もくっきりと見える快晴の1日となっています。

 3日(土)に、香芝市ふたかみ文化センターで、香芝市青少年健全育成市民集会が行われました。香芝市少年の主張では、香芝市内の小学生5名、中学生5名の皆さんが、それぞれ、身の回りに起こったこと、家族、夢、大震災等について感じたこと、考えたことを、作文にまとめ、ものをじせず、見事に発表されました。奈良県代表として全国大会に出場された方もいて、聴衆を魅了する、聴衆の心に訴えかけてくる、すばらしい発表でした。アトラクションでは、香芝東中学校吹奏楽部の親しみやすいすばらしい演奏を楽しませていただきました。本校も、放送部が司会として出場させていただき、2時間余りのプログラムの進行役を務めさせていただきました。放送部の皆さん、ステージでスポットライトを浴びながらの司会、ご苦労様でした。


平成23年11月30日(水)

 暖かい1日となりました。来週12月5日(月)から始まる第2学期期末考査に備えて部活動も停止され、学習活動に打ち込む静かな緊張感のある学校となっています。

 22日(火)放課後に、生徒会リーダー研修会を、校内のこまどりホールで実施しました。平成24年度に向けての生徒会新執行部が発足し、各専門委員長を含めての研修会となりましたが、失敗を恐れずチャレンジ精神で大いに躍動する生徒会にしようという私の提案を真正面から受け止めてくれました。新生徒会の今後の活躍を期待したいと思います。

 今日5・6限に、体育館で、第1学年の生徒及び保護者の皆様を対象にして、進路講演会を行いました。「子どもの進路に悩む親の本」「スラスラ書ける志望理由書・小論文超キホン講座」等多数の著書を出版されているファイナンシャルプランナーの石橋知也先生にお出でいただき、『進路とお金、そして高校生活』という演題でご講演いただきました。昨年に引き続いてのご講演となりましたが、進路実現に向けて、様々な切り口でお話をいただき、生徒の皆さんや保護者の皆様にとりまして、大いに参考になる内容であったと思います。今後の進路実現に向けての取り組みに生かしてもらえたらと思います。石橋先生、本当にありがとうございました。


平成23年11月25日(金)

 木枯らしの吹き荒れる昨日までとは異なり、今日は、天高く晴れ渡る、晩秋の1日となっています。木枯らしでかなり散ってしまいましたが、木々に残る鮮やかな紅葉が生徒の皆さんを迎えてくれています。

 第26回奈良県高等学校総合文化祭が、「大和に満ちよ 文化の芳花」をテーマに、10月30日(日)から11月23日(水)までの25日間に渡って県内各地で開催されました。昨年は、第30回近畿高等学校総合文化祭が、地元奈良県で華やかに開催されましたが、それを引き継ぐすばらしい総合文化祭となりました。本校も、吹奏楽部、バトントワリング部、演劇部、書道部、美術部、写真部、放送部の7部が参加し、それぞれの部門で活躍してくれました。単に参加するだけではなく、大会運営に関わる部門も多く、部員の皆さんは、得難い体験をしてくれたことと思います。23日(水)の最終日に奈良県文化会館国際ホールで行われた総合発表では、各部門の代表発表がありましたが、本校からは、バトントワリング部が出場し、笑顔にあふれた堂々としたポンポンの演技を披露してくれました。総合文化祭に参加してくれた各文化部の皆さん、本当にご苦労様でした。皆さんの、次の大会、次の発表に向けての更なる飛躍を大いに期待したいと思います。


平成23年11月21日(月)

 冬型の気圧配置となり、かなり冷え込んでいます。太陽も出ていますが、雲の様子も含めて、冬の空という雰囲気が伝わってきます。

 10日(木)放課後に、生徒会の専門委員会を行いました。代議委員会、生活・人権委員会、文化委員会、体育委員会、美化委員会、保健委員会、図書委員会、選挙管理委員会の計8委員会がありますが、先日の生徒会役員選挙結果を受けての生徒会新執行部の発足に伴い、それぞれ、新委員長を選出し、今後1年間の活動方針等を確認して、生徒会新役員体制が確立しました。明日放課後の生徒会リーダー研修会で、生徒会新執行部を中心として、各委員会間の連携を密にし、より前進した生徒会活動が展開されるように、研修を深めていくことになっています。生徒会新役員の皆さんのこれから1年間の活躍を大いに期待したいと思います。


平成23年11月16日(水)

 紅葉の便りも聞かれる、晩秋らしい気候となってきましたが、日によって寒暖の差が厳しく、風邪等をひかないように注意したいものです。

 9日(水)の5~6限に、体育館で全学年対象に人権講演会を行いました。奈良県立盲学校の牧野つくし先生にお出でいただき、「 牧野つくし25歳、全盲として生きて ~ 出会いが大切 ~ 」という演題でご講演をいただきました。牧野先生は、生まれながらにして全盲であったということで、言葉をどのように認識されたのか、物をどのように認識されたのかに始まって、幼い時からの家庭環境について、盲学校を初めとする学校時代について、盲学校の教員を志すまでについて、現在について、明るく、極めて真摯に、お話をしていただきました。生徒の皆さんに様々な問いかけをして、その反応を受け止めながらの話を展開していただき、生徒の皆さんにひしひしと迫ってくるすばらしい講演会となりました。東日本大震災についても触れていただき、2日(水)の人権教育HRとも連動して、生徒の皆さんにとって、非常に印象深い講演会になったと思います。牧野先生、そしてご一緒にお出でいただいた更井先生、本当にありがとうございました。


平成23年11月11日(金)

 立冬を過ぎて、やっと、冬を迎える晩秋の気候となってきました。朝晩が冷えこむようになり、風邪やインフルエンザ等に感染しないように、学校全体として注意していきたいものです。

 先週は、奈良県教育週間の一環として、保護者の皆様への授業公開を行いました。十数名の保護者の皆様にお出でいただき、親しく、授業を見ていただきました。事前にご連絡さえいただければ、定期考査中を除き、基本的に、すべての授業を公開していますので、また、お出でいただければと考えています。

 7日(月)からは、授業研究を目的として、私や教頭による授業観察と授業力向上に向けての検討会、教科内だけでなく、教科の枠を超えた公開授業を行っています。いろいろな指導方法、アプローチの仕方を交換しあい、香芝高校生に合ったより効果的な指導方法を追究していきたいと思います。私達が後ろに立っていますと、それを意識した反応をする生徒の皆さんも多く、非常に楽しい授業観察となっています。


平成23年11月7日(月)

 明日は、二十四節気の一つ、「立冬」です。暦便覧には、冬の気立ち初めて、いよいよ冷ゆればなりとなっており、この日から立春の前日までが、暦の上での冬となるそうです。今日は、少し気温が下がっていますが、昨日までは、秋とは思えないような暑い日が続いていました。明日が立冬というのが信じられないほどです。

 2日(水)第6限のLHRでは、「災害と人権」-『障害を持つ人たちとのかかわり』を中心に- というテーマで、全学年で、人権教育集中ホームルームを行いました。3月11日の東日本大震災、福島第一原発事故、9月当初の台風12号による大災害から、私たちは何を学び、災害時や非常時に一人ひとりがどうあるべきかを人権の視点から考えていきました。避難所の様子を写した写真を見て、写真の中の人たちがどのような点で困っておられるか、このような状況に置かれた場合、どのようなことを考えなければならないかを考えました。また、被災された高校生や中学生の皆さんの生々しい作文を読ませていただき、どのように感じ、どのように考えていけばよいのかを話し合いました。東日本大震災や台風12号による大災害からの1日も早い復興を願うとともに、今、我々はどのように考えていくべきかについて問う貴重な1時間となりました。


平成23年11月2日(水)

 11月になり、朝晩は気温が下がるとはいえ、秋半ばとは思えないほど、暑い日が続いています。例年なら、紅葉の便りも聞かれそうな時期になっていますが、奈良盆地を取り囲む山々を始め学校周辺の紅葉も、まだまだのようです。

 1日(火)は、本校第32回目の創立記念日となりました。昭和55年(1980年)、この真美ヶ丘の地に開校して以来、真美ヶ丘ニュータウンの発展とともに歩んできました。開校当時は、広大な造成地の中にぽつんと本校が建っており、周辺には、小学校・中学校等に加えて、空き地を多く含んだ住宅街が広がっているという状況でした。30年を経て、エコール・マミの開業、畿央大学の開校等とともに、美しい住宅街ができあがり、本校は、大学・高校・中学校・小学校・幼稚園等が近接した文教地区の中心に位置することになっています。卒業生も1万人を超え、各界で活躍しています。この32年の歴史を踏まえて、さらに発展していきたいと考えています。


平成23年10月28日(金)

 25日(火)放課後、本校人権教育部による「手話講座第1回」が開催されました。生徒及び教員十数名の参加を得て、本校人権教育部の教員の指導のもとに講座が進められました。手製のテキストの最初のページには、手話は、「話し言葉」であり、「視覚言語」である。また、空間を使って表現する言語であり、いろいろな表現方法を身につけて、コミュニケーションを豊かにしようとも書かれています。第1回は、あいさつをしよう、自己紹介をしようということで、講座が展開されました。二人一組になって、あいさつと自己紹介の練習も行いました。11月中に後2回の講座が実施されます。参加者が増え、手話のコミュニケーションの輪が拡がることを、大いに期待したいと思います。

 26日(水)第6限に、生徒会役員選挙の立会演説会と投票が実施され、会長と副会長男女各1名の計3名が選出されました。この3名を中心に新執行部が組織され、11月から平成24年10月末までの1年間の任期についてくれます。球技大会、文化祭、体育大会を始めとする諸行事や、日頃の地道な活動において、より生徒主体の取り組みになっていくことを期待したいと思います。


平成23年10月24日(月)

 先週末で第2学期中間考査が終了し、放課後の賑やかさが戻ってきました。21日(金)の考査最終日の放課後には、部活動に所属している部員を中心として、恒例の通学路清掃を行ってくれました。日頃お世話になっている近隣の通学路の清掃を心をこめて行うとともに、2学期後半の部活動の再開に向けて、心を新たにする取り組みとして行ってくれました。参加してくれた生徒の皆さん、ご苦労様でした。

 今週26日(水)第6限に、生徒会役員選挙の立会演説会と投票が行われます。今後1年間の生徒会執行部のメンバーが選出されます。生徒会長に2名、生徒会副会長男女各1名に対してそれぞれ2名の立候補があり、選挙戦が展開されています。本校の生徒会は過発に活動してくれており、今年も、文化祭や球技大会を筆頭に、毎年一工夫を加えた取り組みをしてくれています。先輩の執行部に負けない新執行部が選出されることを大いに期待したいと思います。


平成23年10月19日(水)

 快晴の爽やかな天候となっています。7日(金)の体育大会を最後に、2学期当初の連続した学校行事も終わり、学習活動や部活動に一層、着実に取り組む季節となっています。

 昨日から、第2学期中間考査が始まりました。先週から定期考査1週間前の部活動自粛により、放課後は静かな学校になっていましたが、今週は、お昼前から、教室で残って学習する生徒の皆さんや、職員室等に質問にくる生徒の皆さんはいるものの、極めて静かな放課後となっています。9月・10月に学習している内容は、時期的な要素から、その1年間の学習内容の中核をなすものであり、1学期よりも少しずつ、レベルが上がった内容となっています。生徒の皆さんには、その学習レベルにしっかりとついていく、その学習内容をしっかりと身につけるという意識をしっかりと持ってこの中間考査に取り組んでほしいと思います。


平成23年10月14日(金)

 このたび開催された山口国体の空手道競技少年男子形個人に、2年生の栗本鵬嘉君が出場しました。栗本君は、夏の北東北インターハイに続いての全国大会出場です。インターハイでも形個人で全国5位という見事な成績をあげてくれましたが、今回も大活躍してくれました。1回戦で北海道代表に4-1、2回戦で広島県代表に4-1、3回戦で宮城県代表に3-2と勝利し、頂点まで後2つと迫りました。しかし、決勝への壁は厚く、準決勝で、優勝した千葉県代表に0-5で敗退し、3位決定戦でも、大阪府代表に0-5で敗退してしまいました。10月始めの壮行会で全国制覇への熱い思いを語ってくれた栗本君にとっては、残念な結果となりましたが、インターハイより一歩進んだ全国4位というすばらしい成果を糧として、さらに一層前進してほしいと思います。他の生徒の皆さんも、香芝高校内に全国大会上位に入賞する仲間がいるということを誇りに思い、また、大いに刺激を受け、学習活動に部活動に一層熱心に取り組んでくれたらと思います。


平成23年10月11日(火)

 7日(金)に、地元自治会の皆様、保護者の皆様、真美ヶ丘保育所の園児・先生の皆様等、多くの皆様においでいただき、体育大会を行いました。前日朝までの雨で、グラウンド状況が悪く、体育大会予行は実施できませんでしたが、前日午後からの晴天により、グラウンドも乾き、適度な柔らかさも持った体育大会に適したグラウンド状況となりました。また、当日は、時々、薄曇りとなる天候でしたが、グラウンドを吹き抜ける風も爽やかで、絶好の体育大会日和となり、熱中症等がでることもなく、怪我も少ない大会となりました。予行ができなかったこともあって、入場行進や1・2種目目の競技等の進行に少し不慣れな面もありましたが、競技が進むにつれて、スムーズな進行となり、応援合戦も盛んとなって、大変盛り上がった大会となりました。園児の皆さんのくす玉割りのかわいらしい競技状況や、育友会の皆様のパン食い競争等も彩りを添え、大いに楽しんでいただけたようです。前日からご準備いただいた育友会の冷茶サービスも、生徒の皆さんだけでなく、お客様にもご利用いただき、大変好評でした。ご準備、ご接待いただいた育友会の皆様、ありがとうございました。生徒の皆さんには、この体育大会を通して得た、クラスの団結力、学年・学校全体の団結力を、今後の学習活動、部活動等に大いに生かしてほしいと思います。この大会の準備・運営等に携わっていただいた生徒の皆さん、育友会の皆様、真美ヶ丘保育所の皆様、本当にありがとうございました。


平成23年10月5日(水)

 曇り空の1日となりました。10月に入り、学習に、運動に、さわやかな季節となっています。

 9月28日(水)~30日(金)の2泊3日の日程で実施された北海道方面への2年生の修学旅行は、ほぼ当初の予定通りに行われ、全員無事に帰ってきました。生徒の皆さんは、北海道の大自然に触れ、ラフティング等の得難い体験や、クラス行事等を満喫してきたようです。2年生の皆さんには、この修学旅行を一つの貴重な体験として、学習活動や部活動にさらに取り組んでほしいと思います。

 30日(金)に実施された1・3年生の校外学習は、1年生は県内、3年生は県外で実施しましたが、午前中何とか持ちこたえた天候によって、当初の予定通りの日程をそれぞれ実施することができました。1・3年生の皆さんも、この校外学習でさらに高まったクラスの団結力を、今後の学習活動等に生かしてくれたらと思います。 


平成23年9月30日(金)

 昨日までとは異なり、雨模様となっています。今日は、1年生と3年生は校外学習、2年生は、北海道方面への修学旅行の最終日となっています。先ほど、校外学習の出発を見送りましたが、修学旅行とともに、天候が心配です。生徒の皆さんは元気一杯に出発してくれましたが、何とか天候が持ちこたえてくれて、当初の予定通りの行動ができたらと思っています。

 28日(水)午後に、1年生の類型選択説明会を、生徒の皆さん、保護者の皆様を対象として行いました。本校の3類型(総合文科コース、人文科学コース、自然科学コース)のそれぞれの特色についての説明、理科についての説明、進路実現に向けての説明等が行われました。生徒の皆さんには、クラス担任等と十分に相談し、保護者の皆様とも話し合いながら、自分の進路について決定していってほしいと思います。東日本大震災を受け、台風12号による災害を受けた、日本そして奈良県の将来を担っているという自覚も持ちながら、決定していってほしいと思います。

 29日(木)放課後に、学校近くの、畿央大学横の交差点で、交通安全マスコット配布を行いました。香芝署の皆様の協力も得ながら、2年生が修学旅行中で留守のこともあり、1年生の家庭クラブ員と、3年生の生徒会執行部のメンバーが参加してくれました。最近、学校の近くでも、自動車と自転車が絡む交通事故がありました。交通安全に向けて、さらに取り組んでいきたいものです。香芝署の皆様、生徒の皆さん、ご苦労様でした。 


平成23年9月26日(月)

 やっと秋らしくなり、過ごしやすくなってきました。生徒の皆さんには、この気候を利用して、学習に部活動に、大いに取り組んでほしいと思います。

 9月初旬より、県内各地で、奈良県高等学校総合体育大会が開催されています。その総合開会式が、23日(金)に、橿原公苑陸上競技場で行われました。台風12号による被災でその参加が危ぶまれた十津川高校の選手諸君の参加も得て、52校による開会式となりました。本校は、20番目に入場し、陸上競技部、ホッケー部、バスケットボール部の選手諸君が、見事な入場行進をしてくれました。さわやかな天候のもと、すばらしい開会式となりました。入場行進してくれた選手の皆さん、ご苦労様でした。

 同じ23日(金)に、本校の北側に隣接している、真美ヶ丘西小学校で、運動会が行われました。本校との交流も深い同校の運動会には、毎年、吹奏楽部とバトントワリング部が出演させていただいており、今年も、昼休みに出演させていただきました。今年は、本部席前に児童の皆さんに座っていただき、児童の皆さんと、ご観覧の保護者の皆様の前で、演奏、演技をさせていただきました。最後の、「マル・マル・モリ・モリ」では、児童の皆さんにも踊っていただき、大いに盛り上がりました。真美ヶ丘西小学校の児童の皆さん、保護者の皆様、教職員の皆様、ありがとうございました。また、出演してくれた、吹奏楽部とバトントワリング部の皆さん、ご苦労様でした。


平成23年9月21日(水)

 台風15号の暴風雨による気象警報が発令され、本日は臨時休業となりました。風雨が強く、外は騒々しいですが、校舎内は、教員のみが勤務しており、静かな1日となっています。台風12号による大災害が続いている紀伊半島各地や、復興への動きが遅々として進んでいない東日本大震災の地域への多大なる影響が心配されます。

 17日(土)に、900名を超える中学生の皆様、保護者の皆様の参加を得て、オープンキャンパスを行いました。体育館で、吹奏楽部やバトントワリング部による歓迎セレモニーの後、プレゼンテーションによる学校紹介(放送部のナレーション付き)を行い、その後、今年度担当の5つの部による部活動紹介を行いました。ソフトテニス部、陸上競技部、空手道部、剣道部、放送部が、それぞれ、ユニークなパフォーマンスをみせてくれましたが、日頃の練習風景の紹介、空手や剣道の形の紹介、早口言葉の紹介等、中学生や保護者の皆さんは、暑い中ではありましたが、楽しんでいただけたようです。その後、校内見学に移り、様々な部活動も見ていただきました。生徒主体の運営でもあり、至らない点は多々あったと思いますが、お帰りの時にご提出いただいたアンケート結果によりますと好評であったように思われます。参加していただいた中学生の皆さん、保護者の皆さん、ありがとうございました。


平成23年9月16日(金)

 文化祭が先週末に終了し、残暑厳しい中ではありますが、本格的に学習活動が展開されています。一方、奈良県高等学校総合体育大会が、競技によっては9月当初から始まっており、今週末、来週末を中心に様々な競技が行われます。運動部に所属している生徒の皆さんは、好成績をあげるべく、直前の調整に熱心に取り組んでいます。

 教育実習が、9月1日より、2週間及び3週間の日程で実施されており、本校出身の実習生が、授業やHR活動の指導に懸命に取り組んでいます。研究授業においては、それぞれの大学の指導教官にもおいでいただき、本校の教員も参観しながら、授業研究に取り組んでいます。大学の指導教官の的確な指導や、本校教員の生の感覚を大切にした指導により、実習生は、日々成長しているように思われます。生徒の皆さんも、年齢の近い、元気な、そして何より「先輩」の授業を、新鮮な感覚で受け止めてくれているようです。この教育実習をよい契機として、生徒、教員、実習生ともども、さらに歩んでいけたらと考えています。


平成23年9月12日(月)

 文化祭を、8日(木)本校、9日(金)香芝市モナミホールで実施しました。クラス展示、クラス演技、クラス模擬店、文化部展示、文化部発表、有志演技等、それぞれの分野において、生徒の皆さんは、その持てる能力を遺憾なく発揮し、すばらしい文化祭となりました。育友会の皆様には、暑い中、早朝より、育友会バザーでご協力いただきありがとうございました。西和養護学校の生徒の皆さんや、真美ヶ丘保育所の園児の皆さんにもおいでいただき、文化祭を楽しんでいただくことができました。卒業生の皆さん、保護者の皆様や、近隣の皆様にも楽しんでいただくことができました。この文化祭でより深まった校内での絆、校外の皆様との絆を大切にしながら、第2学期の教育活動を進めてまいりたいと思います。

 17日(土)には、オープンキャンパスを実施します。65中学校から、中学生834名、保護者87名、計921名の皆様の参加申し込みをいただきました。当日は、本校の教育活動の様子を紹介させていただきたいと思いますので、参加者の皆様には、気をつけておいでいただけたらと思います。


平成23年9月7日(水)

 台風12号の大雨による土砂災害で紀伊半島を中心に大変な被害が出ており、今日現在でも孤立した集落が多数あります。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、1日も早い復興を期待したいと思います。

 3月11日に起きた東日本大震災の復興もまだまだのようです。本校の2名の生徒が、奈良県の東日本大震災被災地支援ボランティア活動に香芝高校代表として参加してくれました。奈良県内の各高校から集まった第1団、第2団計80名の第2団に参加し、8月21日~24日の3泊4日(車中2泊、現地活動2日)の行程で、岩手県陸前高田市でヘドロの撤去や草刈り等の作業を行ってくれました。汚物、木片、ガラス、そして、遺品等が入り混じっており、臭いに耐えながら、悲しみに耐えながら、安全に気をつけながらの大変な作業であったそうです。また、被災5ケ月後でありながらなかなか進まない復興の中での被災者の皆様との交流もあったそうです。9月1日の始業式後の報告会で、2名の生徒は、自分の体験したこと、自分の感じたことを、素直な言葉で、全校の生徒の皆さんに伝えてくれました。生徒の皆さんは、その思いをしっかりと受け止めてくれたように思います。東日本大震災の被災地で今起こっていること、紀伊半島の被災地で今起こっていることをしっかりと意識しながら、生徒の皆さんは、日々の活動を進めてほしいと思います。


平成23年9月1日(木)

 第2学期が始まりました。夏期休業中、何の事故等もなく、始業式に、生徒の皆さんが元気な姿を見せてくれたことを、喜びたいと思います。

 7月21日から7月29日にかけて、第1学期成績が思わしくなかった生徒の皆さんを対象として、基礎補習を実施しました。どのような点が不足しているのか、どのように学習すれば取り戻せるのか等について、厳しく指導をさせていただきました。8月1日、2日に追考査を実施しましたが、残念ながら、対象生徒すべてが合格というわけにはいきませんでした。不合格になった生徒の皆さんの第2学期における奮起を期待するとともに、合格した皆さんも、第2学期以降に、二度とこういう指導を受けることのないように、日常からの学習活動の充実に取り組んでほしいと思います。

 7月下旬と8月下旬の2期に分けて、すべての学年で、進学講座「ロビンの森」を開講しました。第1学期までの学習状況を基にして大いに飛躍し、是非とも第1志望を実現できるようにという取り組みを展開しました。第2学期以降もそれぞれの時期にあった講座を実施していきますので、生徒の皆さんには、着実に一歩ずつ前進していってほしいと思います。


平成23年7月20日(水)

 先週末より、大型でゆっくりと進む台風6号の動きに戸惑わされていましたが、今朝6時16分に、本校周辺地域の気象警報が解除され、終業式等の行事を予定通り実施しました。自宅のある地域や、通学途上の地域に引き続き気象警報が発令されている生徒の皆さんは自宅待機となりましたが、それ以外の生徒の皆さんは、元気に登校してくれました。1学期に活躍した部活動の表彰伝達式、全国大会に出場する部活動の壮行式、終業式、ALTの先生の離任式、LHR、基礎補習受講者集会、体育委員会等を実施しました。生徒の皆さんには、明日からの夏期休業を、ロビンの森講習(進路講習)、基礎補習、部活動、文化祭に向けての生徒会活動やHR活動、社会活動等を通じて、有意義で安全な夏期休業にしてほしいと思います。

 14日(木)、15日(金)、19日(火)の3日間にわたって実施された三者面談と併行して、生徒昇降口前で実施していただいた文化祭育友会バザー用品の受付では、270名の育友会会員の皆様にバザー用品を提供していただきました。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。また、暑い中、受付をしていただいた育友会本部役員の皆様、ご苦労様でした。夏期休業中も、事務室前で、バザー用品の提供を受け付けていますので、今後ともよろしくお願いいたします。


平成23年7月15日(金)

 12日(火)、2年生を中心とした50名の生徒が、インテックス大阪で開催された夢ナビライブ2011に参加しました。全国130大学の担当者による大学個別説明ブース、150名の大学教授による学問講義ライブ、35大学の大学説明会が実施され、1万人もの高校生が参加したそうです。本校でも、いろいろな大学の先生方にお出でいただき講義をしていただく「ロビンアップゼミ」という講座を実施していますが、この夢ナビライブは、規模が大きく、普段接することが難しい大学の先生の講義も聴けて、参加した生徒の皆さんは、大いに刺激をうけたようです。自分の将来設計をしっかりと描き、進路実現に向けて着実に歩んでほしいと思います。

 昨日から、三者面談が始まりました。19日(火)までの3日間、生徒、保護者、学級担任による懇談を実施しています。生徒の皆さんの1学期の学習状況、生活状況や進路等について話し合っていますが、保護者の皆様には、忌憚なくお話しいただき、家庭、学校の強固な連携により生徒の皆さんを支えていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。


平成23年7月11日(月)

 梅雨明けして、蒸し暑い日が続いています。第1学期期末考査が6日(水)に終了し、8日(金)と今日は答案返却日になっています。第1学期の2回の定期考査が終了しましたが、生徒の皆さんは、第1学期終了時点での実力を十分に身につけることができたでしょうか。答案返却を通じて指導された内容をもとに、十分に補充してほしいと思います。

 8日(金)に、部活動の部員の代表者対象に、熱中症対策講習会を実施しました。外部から講師をお招きし、熱中症にならないための対策、それでも熱中症になってしまった時の対策等について、丁寧にご講演をしていただきました。代表生徒の皆さんは、各部活動に持ち帰って、その内容を他の部員にも広めてほしいと思います。講師の先生、どうもありがとうございました。

 9日(土)より夏の高校野球県大会が始まり、本校野球部は、大会初日の第2試合に登場しました。開会式での五條高校主将の東日本大震災についての思いを込めた大変印象的なすばらしい選手宣誓で大会が始まりましたが、暑い1日となり、熱中症のために、救急車で搬送される皆さんもでました。本校は、高取国際高校と対戦しましたが、0対5から4点返す、4対10から2点返す、そして最終回、6対13から6点返して逆転サヨナラの場面を迎えるなど、最後の最後まであきらめない試合内容に感激しました。結果的に1点差での惜敗となりましたが、野球部の選手の皆さんは、本当によくがんばってくれたと思います。酷暑の中、そして、雷雨の中、応援してくれた、吹奏楽部、バトントワリング部、生徒会執行部、一般生徒、保護者の皆さん、本当にご苦労様でした。


平成23年7月6日(水)

 第1学期期末考査が、今日で終了しました。考査期間中静かであった校内に、部活動に取り組む生徒の皆さんの元気な声が響き渡っています。今日の考査終了後、毎月1回、クラス担当で行っている通学路清掃を、部活動の部員が行いました。 通学に使用している道路、付近の住民の皆様への感謝の気持ちを込めて、清掃してくれたと思います。

 4日(月)に、育友会の大学見学会を実施しました。約30名の保護者の皆様にご参加いただき、本校出発・帰着の貸切バスで四天王寺大学と近畿大学を見学しました。昨今の就職難の世相を反映して、両大学とも、出口の問題について、特に熱心に説明をしておられました。生徒の皆さんには、オープンキャンパスや就職説明会等に出来る限り参加して進路希望先のデータ収集に努め、自分の進路をしっかりと見極めて、進路実現に精一杯取り組んでほしいいと思います。参加していただいた保護者の皆様、ご苦労様でした。


平成23年7月1日(金)

 東日本大震災という日本にとってとんでもない大災害が起こった平成23年も、折り返しを迎えました。1日も早い復興を願いながら原発問題を筆頭に先の見えない状況に、我々一人ひとりが、今何ができるのか、今何をすべきなのかを、あらためて考える必要があると思います。

 今日は雨模様で気温も下がり、若干過ごしやすくなっています。久しぶりの雨に、校庭の木々も潤いを得ているようです。第1学期期末考査が昨日から始まりました。授業時とは異なった、静寂の中にもピンと張り詰めた空気が、校内に伝わっています。生徒の皆さんには、授業中や部活動中に見せる元気の良さとは違った、自分の実力を出し切る取り組みを期待したいと思います。

 26日(日)に、雨天順延されていたホッケーのインターハイ予選最終節がやっと実施され、本校ホッケー部男子が、得失点差で2位になり、近畿大会への出場を決めました。同じく2位で近畿大会への出場を決めていたホッケー部女子と併せてのダブル出場となりました。近畿大会での活躍を期待したいと思います。


平成23年6月27日(月)

 16日(木)放課後に、視聴覚室で、各クラスの図書委員を中心として、図書館文化講座を実施しました。図書館文化講座は、6月と11月の年2回、外部から講師先生にお出でいただくなどして実施していますが、今回は、校内のみの開催で図書委員を主役にして実施しました。詳細については、HP冒頭画面にリンクしたところに写真入りで紹介していますが、図書委員を中心として、読書に親しむ活動をさらに進めていきたいと思います。

 22日(水)6限に、体育館で、1年生を対象として、薬物乱用防止教室を実施しました。香芝警察署生活安全課長にお出でいただき、DVD等を利用して、薬物の恐ろしさ、薬物汚染にいかに染まっていくか等について、わかりやすくご講演いただきました。暑い中で大変でしたが、1年生の皆さんは、薬物の恐ろしさをしっかりと受け止めてくれたように思います。香芝警察署生活安全課長様、本当にありがとうございました。

 23日(木)午後に、御所中学校の30名を超える保護者の皆様が、本校の見学にお見えになられました。会議室で、本校の概要について、パワーポイント等で説明させていただいた後、校舎をご見学いただき、本校生徒の様子もご覧いただきました。今年のオープンキャンパスは、9月17日(土)に実施しますが、それ以外にもお出でいただけたらと思います。御所中学校の保護者の皆様、ご苦労様でした。


平成23年6月22日(水)

 今日は夏至です。活発な梅雨前線の影響で大雨が続き、6月としては低かった気温も昨日から上昇し、湿度も高く、蒸し暑い1日となっています。

 3月11日の東北大震災から100日が過ぎました。大難問である原発問題も含めて、復興が進んでいる所と、復興が遅々として進んでいない所の差が大きく、被災者の皆様の心の復興という面での歩みもなかなか進んでいないと思われます。被災された皆様とともに我々は生きている、戦後最大の難局に直面している日本国の一員である、という自覚を持って、教育活動を始め、すべての活動に取り組んでいきたいと思います。

 15日(水)5・6限に、体育館で、1年生対象に生活講演会を行いました。奈良県助産師会出前講座ハートポケットの助産師と看護師の先生に、「助産師からのメッセージ ~自分のために、皆のために、生と性について考えてみよう!~ 」というテーマでご講演をしていただきました。性の悩みに関わる思春期の相談内容、妊娠・出産、STI(性感染症)、避妊方法、中絶、命のつながり等について丁寧にお話をしていただきましたが、そこには、命の誕生に立ち会う現場から見た、自分を守る、家族を守る、パートナーを守る、周りのすべての人を守る、何よりも、「命を守る」というメッセージが込められていました。生徒の皆さんは、しっかりと、話を受け止めてくれたように思います。ご講演いただいた先生方、ありがとうございました。


平成23年6月17日(金)

 先週末も、いろいろな部活動で、インターハイ予選や、コンテストが行われました。

 11日(土)には、香芝市総合体育館で、卓球のインターハイ予選団体の部が行われました。男子は、1回戦で、五條高校と対戦し、3-0で快勝しましたが、2回戦で、一条高校と対戦し、0-3で敗退しました。女子は、2回戦で、高田商業高校と対戦し、0-3で敗退しました。男女とも、第1シードの学校と対戦する直前の敗退となり残念でしたが、その1週前に行われたシングルス及びダブルスとともに、精一杯健闘してくれたと思います。

 11日(土)、12日(日)の両日、桜井市芝運動公園総合体育館で、剣道のインターハイ予選が行われました。11日(土)の個人戦では、女子で、ベスト16に進出、男子でも、ベスト16一歩手前まで進出するなど、活躍してくれました。12日(日)の団体戦では、男子が、2回戦進出、女子は、準優勝校に1回戦敗退となりました。同好会から部に昇格して2年目としては、非常によくがんばってくれたと思います。

 12日(日)に、磯城野高校で、空手道のインターハイ予選が行われました。男子個人形で、栗本君が、見事優勝、中嶋君が2位、西野君が3位となり、栗本君と中嶋君が、インターハイに出場することになりました。男子団体組手では、残念ながら、決勝で生駒高校に敗退しました。男子個人組手や、女子の個人形、個人組手及び団体組手では、上位に進出できませんでした。

 12日(日)に、王寺工業高校で、NHK杯放送コンテスト予選が行われました。朗読部門の紺谷さん、ラジオドキュメント部門の「学生の歌」、テレビドキュメント部門の「鉛筆の下剋上」、テレビドラマ部門の「声が聞こえる」が、いずれも、見事に、優秀賞となり、NHK杯放送コンテストに出場することになりました。

 以上、空手道部と放送部が、全国大会に出場することになりました。両部の全国大会での健闘を期待したいと思います。


平成23年6月13日(月)

 今日は、梅雨前線の雨がやっと小休止しましたが、曇り空の湿度の極めて高い1日となっています。生徒の皆さんは、土日に行われている部活動の公式戦、練習試合の疲れのためか、月曜日は少し元気がないように見えます。

 8日(水)の5・6限に体育館で、3年生及びその保護者を対象として、進路説明会を行いました。進学、就職の現状及び制度について、「ロビンの森」講座等について、オープンキャンパス等への参加について、今後の学校及び家庭での生活について、…、進路指導部長と学年主任から説明を行いました。生徒の皆さんには、保護者の皆様と十分に話し合った上で、進路実現に向けてのプランニングを行い、授業や各種講座を利用して、学習に精一杯取り組んでほしいと思います。

 6月1日より、各クラスの授業見学を行っていますが、9日(木)の3限、情報の授業では、畿央大学の先生と学生の皆さんも見学されました。グーグルやヤフーによる検索の方法等について学ぶものですが、生徒の皆さんの活発な実習の様子をご覧いただけたかと思います。畿央大学の皆さんには、社会人の皆様に対するパソコン実習でもご協力いただいておりますが、今後、更に交流を深められたらと考えています。お出でいただいた畿央大学の先生並びに学生の皆様、ありがとうございました。

 9日(木)の放課後には、正面玄関前や昇降口前の、花壇及びプランターの植えかえを行いました。1年生各クラスの園芸係が、マリーゴールド、ポーチュラカ及び朝顔を、丁寧に植えてくれました。それぞれ、元気で可憐な花を咲かせてくれる日を楽しみにしたいと思います。園芸係の皆さん、ご苦労様でした。


平成23年6月8日(水)

 5月から6月にかけて、様々な競技で、インターハイ奈良県予選が行われています。3日(金)~5日(日)の3日間、奈良市鴻ノ池陸上競技場で、陸上競技の県予選が行われました。本校陸上競技部も、様々な種目に出場しましたが、実力を出し切れた者、実力を出し切れなかった者等、悲喜こもごもの結果となりました。その中で、男子5000m5位入賞、男子走り高跳び2位入賞、女子走り高跳び4位入賞の3名が、近畿大会への出場権を獲得し、インターハイ出場を目指すことになりました。特に、1位の1m93とわずか3㎝の差で2位となった男子走り高跳びの試技の一つひとつは、大変興奮するものとなりました。3名の皆さんの近畿大会での大いなる活躍を期待したいと思います。

 5月28日(土)から、6月5日(日)まで、土日の4日間にわたって、明日香庭球場で行われていたソフトテニスは、悪天候の影響もあって、日程が大幅に変更になりました。本校ソフトテニス部は、個人戦、団体戦とも大いに健闘しましたが、上位進出は果たせず、男子団体は、1回戦で郡山高校に敗退、女子団体は、1回戦で西の京高校に勝利したものの、2回戦で高田高校に敗退となりました。

 5日(日)に橿原公苑体育館で実施された女子バレーボールは、1回戦で、高田高校と対戦し、第1セットは追いつ追われつの展開となりましたが、最後は押し切られ、第2セットは、相手チームの攻撃パターンの変化について行けず、完敗となりました。

 5日(日)には、天理大学体育館で行われた奈良県バトントワリング大会に本校バトントワリング部が出場し、ポンポンの部では、「No reason why?」、バトンの部では、「SP」の演技を披露しました。特に、「SP」は、あのテレビドラマ、そして映画のメインテーマを演じたもので、メリハリの効いたすばらしい演技となり、盛んな拍手を受けていました。

 以上、いずれの競技にしましても、今回で最後の試合となった3年生の健闘に拍手を送るとともに、1・2年生の今後の精進に大いに期待したいと思います。


平成23年6月3日(金)

 梅雨入りするとともに、台風2号の影響もあって、連日の雨となりましたが、やっと、昨日の後半から、晴れ間が覗くようになりました。大量の雨水を吸い込んだグラウンドの状態は良くありませんが、生徒会を始め、体育系部員の昨日遅くからの、懸命な整備と準備により、1週間延期されていた球技大会を、今日、開催することができました。整備と準備にあたってくれた生徒の皆さんに感謝の意を表したいと思います。

 開会式は、各教室で、放送を通じて行い、競技が開始されました。バレーボール、ソフトボール、卓球、ドッジボールの4種目が、グラウンド、体育館、格技場で、学年別クラス対抗で実施されています。今日からのインターハイ県予選に出場している陸上競技部の皆さんが公欠で参加していないのは寂しいですが、クラスの勝利に向けて、クラスの団結に向けて、生徒の皆さんは、賑やかに、楽しそうに、元気よく、一生懸命、取り組んでいます。普段は見られない意外な一面が多々見られて、我々教員にとっても、楽しい有意義な行事となっています。生徒の皆さんにとって、大いに躍動する1日となってほしいと思います。


平成23年5月30日(月)

 梅雨前線と大型台風2号の影響で、先週末から、学校関係の行事予定が乱れています。28日(土)29日(日)のインターハイ予選の中で、順延された競技があります。本校においても、27日(金)に開催予定であった球技大会が、6月3日(金)に延期されました。第1学期中間考査明けの開催予定でもあり、残念に思う生徒が多かったですが、今週末に大いに躍動してほしいと思います。また、本日は、気象警報が11時までに解除されず、臨時休業となりました。奈良県全域、奈良県北部、奈良県北西部、香芝市と、警報の発令範囲が様々であり、警報の内容も複雑になっていますが、午前7時現在で、上記地域のいずれかに警報が発令されていれば、自宅待機、その前提の上で、午前11時まで(11時を含まない)に警報が解除されれば登校、それ以外は、臨時休業という対応について、生徒の皆さんには、もう一度確認してほしいと思います。もちろん、上記地域のいずれにも警報が発令されていなくても、自宅のある地域、登下校の途中に通過する地域に警報が発令されている場合には、学級担任に電話連絡の上、自宅待機となります。以上、いずれの場合にしましても、生徒の皆さんには、安全第一で落ち着いた行動をしてほしいと思います。


平成23年5月25日(水)

 23日(月)より、第1学期中間考査が始まりました。生徒の皆さんは、この1ヶ月余りの期間に学習してきたことを、答案に上手に表現してほしいものです。昨日の朝は、JR線が事故で一時ストップし、考査開始時刻を40分遅らせて、中間考査を実施しました。その後のJR線の復旧で、午前9時30分の考査開始時刻には、生徒の皆さんも全員無事に登校し、予定通り、2日目の考査を実施することができました。今後も、通学途上で、どのようなハプニングに遭遇するかもわかりません。生徒の皆さんには、あわてることなく、落ち着いて、安全第一に行動してくれることを願いたいと思います。

 また、昨日の午後は、育友会・文化体育後援会総会が行われました。学級懇談会の後、水野保プール学院大学アドミッションズ・オフィサーによる進路講演会、育友会・文化体育後援会総会、専門委員会と、13時から16時までの3時間にわたって、熱心な聴講、討議が行われました。質問が次々に出てくるすばらしいご講演をいただいた水野先生、運営いただいた本部役員の皆様、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 21日(土)には、サッカー部が、奈良県フットボールセンターで、奈良育英高校との、インターハイ県予選準々決勝に臨みました。残念ながら、冬の再現とはいかず、0対4で敗退しました。この悔しさを忘れず、選手の皆さんの奮起に期待したいと思います。


平成23年5月20日(金)

 爽やかな日々が続き、校内では、つつじやバラの花が咲き乱れています。特に、中庭の色とりどりのバラの花は、生徒の皆さんの目を楽しませています。

 新学期が始まって6週間、今日で一旦、授業を打ち切り、23日(月)からは、第1学期中間考査が始まります。本年度最初の学習活動の取り組みがどのようなものであったのかを、生徒の皆さんは生徒として、我々教員は指導する立場として、それぞれ、しっかりと見極めることになります。1年間の取り組みの基礎を築く大切な時期ですので、より一層、丁寧な取り組みをしていきたいと思います。

 今日放課後、交通安全マスコット配布を行います。香芝警察署の皆さんのご協力のもと、家庭クラブを中心に作成した交通安全を訴えるマスコットを、本校そばの交差点で配布する予定です。この取り組みを通して、地域の一員として、社会の一員としての自覚も高めていきたいと思います。


平成23年5月16日(月)

 木々の新緑が目に染みる、さわやかな季節となっています。5月も半ば、教育活動も全開です。

 体育部のインターハイ県予選が始まりました。14日(土)には、バスケットボール部女子が、奈良市中央体育館で2回戦を行い、登美ヶ丘高校と対戦しました。前半は順調な滑り出しで、2桁のリードを奪う展開となりましたが、次第に追いつかれ、チームファールの積み重ねもあり、結局、逆転されてしまい、63対87で、2回戦敗退となってしまいました。途中の立て直しができなかったのが残念です。3年生の皆さんの健闘をたたえるとともに、1・2年生の今後の成長を期待したいと思います。

 15日(日)には、バスケットボール部男子が、天理高校体育館で1回戦を行い、帝塚山高校と対戦しました。前半から、ゆったりとした攻めあり、速攻あり、3ポイントシュートありの多彩な攻めで、圧倒し、75対45で、2回戦に進出しました。2回戦では、奈良朱雀高校と対戦しました。試合前から、身長や、スピードに差を感じましたが、試合が始まると、身長差がいかんともしがたく、ゴール下のリバウンドをほとんど奪われ、プレイスピードにも差が出始め、結局押し切られてしまいました。47対86の敗戦となりましたが、最後まであきらめないプレーを見せてくれました。女子と同じく、3年生の健闘をたたえるとともに、1・2年生の今後の成長を期待したいと思います。


平成23年5月11日(水)

 ゴールデンウィークが明けて、学習活動が、本格的に再開しています。第1学期中間考査が、5月23日(月)から始まりますので、各教員は、本年度の学習の基礎を固めるべく指導を強化しています。

 昨日の第6限に、体育館で、生徒総会を行いました。平成22年度の生徒会活動報告、生徒会会計決算報告、平成23年度の生徒会活動案、生徒会会計予算案、生徒会各種委員会活動方針案等について、審議し、承認されました。生徒会長の生徒会活動についてのアピール、選出された議長の進行、各種委員会委員長の説明等、いづれもよく考えた真剣な取り組みに、生徒の皆さんも力強く反応し、すばらしい生徒総会となりました。この生徒総会を契機として、本校の生徒会活動が、ますます発展していくことを期待したいと思います。


平成23年5月6日(金)

 4月28日(金)に、学年別に、スポーツテストを行いました。体育館と格技場で、新体力テストのうち、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、立ち幅跳びの測定を行いました。持久走、ハンドボール投げ等の測定は、体育の授業で実施する予定です。2・3年生の手慣れたスピーディな測定と比べて、1年生の慣れていないぎこちない測定風景が際立ちましたが、それぞれ、指示に従って、和気藹々と楽しそうに測定しているのが、何よりでした。小中学生も含めた高校生の体力低下、運動能力低下、特に奈良県の児童生徒の低下が危惧されていますが、この測定結果をもとに、体育活動や部活動を中心として、一人ひとりの生徒の体力向上、運動能力向上に努めていきたいと思います。


平成23年5月2日(月)

 今日と6日(金)は、ゴールデンウィーク谷間の貴重な授業日となっています。新学期が始まって3週間、すべての教育活動が佳境に入ってくる時期の連休は、学習活動にとっては、痛い部分もありますが、3週間の取り組み内容にチェックを入れ、ゴールデンウィーク明けの再スタートに備える重要な家庭学習の期間ともなっています。今日は、そのための学習調査、実力テストも実施しており、生徒の皆さんには、自分の立ち位置をしっかりと点検してほしいと思います。

 一方、部活動においては、このゴールデンウィークは、普段には取り組めない活動にも取り組める貴重な期間となっており、各部が有意義に様々な活動を展開しています。

 昨日は、吹奏楽部が、さざんかホールで、第21回定期演奏会を実施しました。例年どおり、OBGの方のご協力を仰ぎながらの演奏会ではありましたが、今年は、より現役色を強めた内容とし、更なる発展を狙ったものとなりました。昨年をはるかに超える大勢の皆様にお出でいただき、楽しい充実した演奏会となりました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。


平成23年4月27日(水)

 玄関前のハナミズキが満開となっています。また、昨年度、大散髪をした玄関前の木々も、新たな枝を伸ばし、目にも鮮やかな新緑の葉を目一杯につけています。その中で、グラウンドやテニスコート、体育館、格技場、校舎内外に、新入部員を交えた部活動部員の元気な声が響き渡っています。4月も後半となり、たくさんのお客様がお出でになりますが、授業中の静けさと、放課後の賑やかさに、驚きになり、お褒めの言葉をいただきます。学習に、部活動に、その他の活動に、TPOをわきまえた一層元気のよい学校になるように、生徒・教職員一同、一致協力して取り組んでいきたいと思います。

 今日6限目に、3年生の学年集会が、体育館で行われました。3年生全員を前にして、ステージ上から、生徒会長、副会長、各クラス室長が、生徒会やクラスについての紹介、それぞれの目標、自分の夢、香芝高校についての思い等について、スピーチを行ってくれました。限られた時間の中で、それぞれの生徒が、一生懸命にスピーチし、それを聞く生徒の皆さんもそれぞれ、真剣に受け止めてくれていました。スピーチをしてくれた皆さん、ご苦労様でした。


平成23年4月22日(金)

 校門前の桜並木は、葉桜となりましたが、玄関前のハナミズキが、満開を迎えようとしています。木々の新緑を背景として、そのピンクの花が、より一層輝いて見えます。

 19日(火)から6限授業が始まりましたが、平行して、個人面談も続けています。

 19日には、2年生に対して、修学旅行のコース選択プレゼンテーションを行いました。今年の2年生は、北海道への修学旅行となっていますが、方面を3方面に分け、各クラスで、どの方面にするかを、このプレゼンテーションを参考にして決定していきます。北海道の歴史、地理、風土への関心を大いに深めながら、方面を決定してくれたらと思います。

 同じく、19日に、クラブ集会を行いました。昨年度から、1年生については、部活動全員加入を実施していますが、今年の1年生も、どの部活動に参加するか大いに悩みながら、このクラブ集会に参加してくれました。部活動を通じて、高校生活に1本の芯を通し、充実した高校生活を実現してくれたらと思います。


平成23年4月18日(月)

 新学期が始まって1週間余り、先週末から授業も始まりましたが、今はまだ、助走の段階です。15日(金)と今日は、午前中4限授業とし、午後は、個人面談を行っています。大部分の生徒の皆さんにとって、クラス担任との組み合わせが新しくなった今、個々の生徒の皆さんの状況をより良く把握し、今後の指導に役立てるための取り組みです。3年生は、高校生活の総仕上げ、そして、進路実現に向けて、2年生は、中堅学年として、充実した高校生活になるように、1年生は、高校生活に慣れ、着実な第一歩を踏み出せるように、それぞれ、全体指導ではできないきめ細かな指導を展開しています。生徒の皆さんも、忌憚なく、それぞれの思いを、クラス担任に投げかけてほしいと思います。


平成23年4月13日(水)

 今年の春は寒かったせいか、校門前の桜並木が、入学式を終えた今日も、たくさんの花を咲かせています。このすばらしい桜並木の下を、先輩たちに混じって、1年生が、それとわかる真新しい制服に身を包んで緊張感を漂わせながら登校してくれています。1年生は、今日、オリエンテーション、LHR、携帯電話講演会、部活動紹介と、香芝高校での生活に1日でも早く慣れるための様々な行事に臨みます。それぞれの内容を自分なりにしっかりと吸収し、有意義な高校生活になるように取り組んでくれたらと思います。

 11日(月)には、着任式を行いました。新規採用や講師の先生も含めて12名の先生をお迎えしましたが、香芝高校のスタッフとして、共に、平成23年度の新たなる取り組みを展開していきたいと思います。

 12日(火)には、第32回入学式を行いました。香芝市内4中学校の先生方、本校学校評議員の皆様、同窓会副会長、育友会・文化体育後援会役員の皆様、そして、保護者の皆様のご臨席を賜り、320名の新入生の入学式を行いました。初々しい新入生の皆さんを迎えて、生徒数989名の平成23年度香芝高校がスタートしました。来賓の皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。


平成23年4月8日(金)

 平成23年度第1学期始業式を迎え、いよいよ平成23年度が始まりました。まず、離任式で、平成22年度末人事異動によって転出された先生方にお別れをしました。本校での勤務年数に長短はありますが、それぞれの先生方が、本校での思い出、本校に対する思い、本校生に期待するもの … を語られました。涙を交えた静まりかえった式となりましたが、各先生方の思いを、生徒の皆さんは、しっかりと受け止めてくれたように思います。その後の始業式では、1学年ずつ進級したことについての意味を理解し、決意を新たにするように、生徒の皆さんに訴えました。逞しさをさらに増してくれるように期待したいと思います。

 始業式後のLHRでは、新クラスが発表され、新クラスに移動して、新体制が出発しました。新たな仲間による、有意義で、楽しい1年にしてほしいと思います。