令和3年度

今年度は「アジア架け橋プロジェクト」により、タイからの留学生を1名受け入れました。

新型コロナウィルスの影響で予定より留学期間が短くなりましたが、Phattarawut Saengo(パッタラウット・セーオン)君は令和3年11月から令和4年3月まで2年2組で本校の生徒とともに勉強しました。

「ティー」の愛称で持ち前の気さくさで、たくさんの友達をつくり、またダンス部にも所属して特技のダンスを通じながら本校の生徒たちと交流を深めていきました。

日本とタイの「架け橋」になることを目標に、日本語の勉強に熱心に取り組んだり、自分らしさを武器に積極的にコミュニケーションを図ったり、さまざまな発表会でタイや日本での生活について堂々と話したりする彼の姿は、国際高校に通う本校生徒にとっても大変刺激になるものでした。

また、1月に開催されたユネスコフォーラムではタイの伝統的なダンスを披露するなど、コロナ禍にあり国際交流が難しい状況下での異文化理解の貴重な機会を私たちに届けてくれました。

本校での経験を糧に「日本とタイの架け橋」としての今後の活躍に期待しています。ティー君、ありがとう!

                   

●「第30回奈良県留学生・研修生の日本語による体験発表会」での発表     ●ダンス部員からのあたたかいメッセージ

●「ユネスコフォーラム2022」にて披露したタイの伝統的なダンス