2019(平成31)年度本校を志望されるみなさんへ(Q&A)
本校を志望されるみなさんへ
「県立高等学校適正化実施計画」に基づき、本校は2020年から新入生の募集を停止しますので、2019(平成31)年度入学生が最後の卒業生(本校第40期生)となります。2020年以降は一学年ずつ生徒が減少していくことになりますが、学校としては、これまで築いて来た本校の学びを最後まで貫きたいと考えています。
平成31年度高校入試で本校を志望するみなさんには、本校の最後を締めくくる生徒として、自分の夢の実現に向けて、本校での学習活動や部活動に精一杯取り組む意欲や姿勢を持って受験してくれることを期待しています。
いくつかお寄せいただいている質問への回答を掲載します。
Q1 高校3年生になると、校舎が変わるのですか?
A1 いいえ、3年間、同じ校舎で学びます。最初の計画案では「3年次に学籍異動する」 という案でしたので、誤解が生まれたようです。3年間、現在の校舎で学び、第40期 平城高校生として卒業してもらいます。
Q2 教育課程に変更はありますか?
A2 これまで通りのカリキュラムを継承する予定です。
1年次(入学時)には、一般コース、教育キャリアコースが選べます。
2年次以降は、文系、理系、教育キャリアコースに分かれます。
Q3 先生の人数が減っていくと思いますが、選択科目等の授業はどうなりますか?
A3 カリキュラムに従って開講します。原則として、どの授業も各教科の専門の先生が 担当します。ただし、これまでと同様に、あまりにも希望者が少ない科目は希望を変 更してもらう場合があります。
Q4 部活動は3年間続けられますか?
A4 現在ある部活動は、部員がいる限り、継続します。下に現在の部員状況を示しましたので、参考にしてください。
部員が少なくなる部については、教育委員会通知(平成15年6月)に則り、他校と合同して活動するケースも出てくるかもしれません。
また、本校では、これまで、なぎなたや将棋など、本校の部活動にはない種目に打ち込む生徒の、個人的な大会参加もサポートしてきました。生徒の活動を支援する体制で臨むことに変わりはありません。
現在の部活動学年別部員数 平成30年8月30日現在
部活動 | 1年 | 2年 | 3年 | 合計 |
陸上競技 | 15 | 17 | 16 | 48 |
野球 |
20 |
20 | 21 | 61 |
バスケットボール | 23 | 29 | 20 | 72 |
卓球 | 14 | 10 | 14 | 38 |
バドミントン | 27 | 22 | 15 | 64 |
テニス | 23 | 25 | 25 | 73 |
バレーボール | 25 | 15 | 18 | 58 |
サッカー | 24 | 25 | 14 | 63 |
ソフトボール | 13 | 6 | 12 | 31 |
弓道 | 42 | 17 | 31 | 90 |
新体操 | 1 | 1 | 0 | 2 |
水球 | 12 | 8 | 8 | 28 |
剣道 | 5 | 4 | 2 | 11 |
ESS | 5 | 3 | 2 | 10 |
演劇 | 4 | 5 | 3 | 12 |
華道 | 6 | 3 | 3 | 12 |
写真 | 3 | 11 | 4 | 18 |
書道 | 5 | 3 | 3 | 11 |
美術 | 1 | 10 | 11 | 22 |
文芸 | 5 | 9 | 10 | 24 |
茶道 | 8 | 2 | 10 | 20 |
フォークギター | 12 | 10 | 8 | 30 |
パソコン | 4 | 0 | 0 | 4 |
コーラス | 2 | 6 | 5 | 13 |
ハンドクラフト | 0 | 3 | 3 | 6 |
吹奏室内楽 | 29 | 25 | 29 | 83 |
ボランティアサークル | 0 | 0 | 2 | 2 |
放送局 | 0 | 2 | 1 | 3 |
新聞局 | 0 | 2 | 0 | 2 |
生徒会 | 6 | 13 | 6 | 25 |
Q5 大学進学に向けて、指定校推薦入試の枠が減少することは、ありませんか?
A5 基本的には、平城高校にいただいている指定校推薦枠が減少するとは考えられませ ん。ただし、2020年から大学入試制度が大きく変更されますので、各大学が入試方法を変更する可能性はあります。また、希望する生徒がいなくて推薦枠を辞退させていただいている大学・学部については、大学側の判断により、指定校推薦枠の変更があるかもしれません。
指定校推薦入試だけでなく、どの入試についても、変更点に対応しながら、夢の実現に向けてのサポートを続けます。
Q6 学校行事はどうなりますか?
A6 現在実施している主な学校行事は、継続する予定です。本校には設立一年目に1年生だけで、体育大会や文化祭を実施した伝統があります。規模が小さくなると想像さ れる文化祭等については、PTAや同窓会、地域の方々にも協力いただきながら、最後だからこそ、心に残る学校行事を創出したいと考えています。2020年は本校40周年の節目の年にあたるので、生徒主体のイベントを開催したいと計画しています。
また、地域の方々と連携し実施している行事については、奈良高校を含めた協議会を設置し、維持・継承の仕方を検討していきます。
Q7 後輩が入学して来ないので、学校の活気や盛り上がりが心配です。
A7 生徒数が減少するので、にぎやかさや華やかさが低下することは否めないかもしれ ません。けれども、過去の県立高校の統合再編を経験されている先生の中には、かえ って学年内の結束が固まり、充実した取り組みが実践できたと振り返る方もいます。 校外の方々の協力も得ながら、空き教室の活用など、少人数ゆえの利点を最大限に生かし、きめの細かい、思い出に残る教育活動を進めたいと考えています。
Q8 平城高校を志望するにあたって、質問があれば、どうすればいいですか?
A8 本校を志望するにあたって、ほかにも質問があれば、遠慮無くご連絡ください。
また、9月29日の学校説明会「Hello,平城」に参加できなかった人で、学校見学等を希望する人がいれば、あわせて連絡ください。連絡先は、平城高校 0742-71-5174(教頭)まで。
今回の「県立高等学校適正化実施計画」をめぐっては、実に多くの方々にご心配をいただき、さまざまな活動を展開していただきました。図らずも、本校が多くの人に愛され支援されていることの証になったのではないかと思っています。本当にありがとうございました。
多くの人に愛され、支援されている平城高校、笑顔の数だけ夢のある平城高校です。
「(だから)平城高校に行きたい」 、「(やっぱり)平城高校に行きたい」と思う人たちの、入学を心待ちにしています。